雑誌「gM」の美少女ゲーム特集記事から見る、1999年当時における「純愛vs鬼畜」の構図 - Togetter

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 メモ。

「純愛&感動」と「鬼畜&凌辱」が"ご都合主義でマンネリ気味のアダルトゲーム業界に新風を吹き込んだ"というのが記事執筆者の理解らしい。続いて、対極にあるこれらのジャンルの関係性に着目している。
二つのジャンル間で、"男性側であるプレイヤーと、女性側である登場ヒロインが心理面においてもスッポリ入れ替わっている"
"自らに枷を課して純愛を貫く行為と、相手を縛り付けて忠誠を誓わせる行為は、そのまま主格と客体が入れ替わっているだけだ。[…]凌辱は相手を痛めつけることによって、ヒロインの美しさを再確認するわけだが、感動は自らの過ちを知り贖罪することによって、プレイヤー(自分)の心の優しさを最確認する行為をはらんでいるのではないだろうか"

 このあたり、あんまり聞かない議論だなと思った。泣きゲーは男性優位であるって議論のほうがよく聞くような気がする。