小幡宮の狛犬

 子飼の白川河岸近くにある神社。通りがかりに、狛犬が見えたので突撃。銘を見ると嘉永二年の文字が。殆ど文字は読めていないのだが。江戸時代に遡るのは、今のところ、他に藤崎宮のものしか見たことがない。あちらが嘉永6年だから、それに先行するな。お地蔵さんに比べると、狛犬は意外なほど江戸時代のものがない印象。
 他の「熊本狛犬」と分類されるスタイルの狛犬とは石材の質も違うように見える。少し褐色がかった感じで。様式も、これは浪花型? 狛犬の様式論は良く分からない。木立の中で写真が取りにくかったので、分かりにくいかも。
 あと、拝殿の奥には、随人とともに、木造とおぼしき狛犬も。












願主
 阿部富眞(?)
 同 富吉
   敬白

嘉永二年
歳次○○
○○○○

 うーむ、さっぱり読めねえ…