作家は読者の期待に応えすぎてはいけない。 - Something Orange

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20120705/p1 これは、小説に限らず、全てのものに当てはまりそうな。マーケティングは大事だけど、あんまりマーケティングに寄りかかると、飽きられてしまう。特に、著作物の類はそのあたりが顕著なんだろうけど。読者に寄り添いつつ、それをいい意味で裏切っていくのは、大変そうだ。

作家は読者の期待に応えるべきであり、しかも応えすぎるべきではないのだ。創作が相手(読者)なしでは成り立たない「ゲーム」であることを認めた上で、なおかつ決して相手に主導権を渡さないこと。常にゲームをリードし続けること。ほんとうにおもしろい作品はそうやってしか生まれないのかもしれない、とぼくも思った。