- 作者: 笹本祐一,鈴木雅久
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/07/20
- メディア: 新書
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しかし、朝日ノベルズは価格が高いのが欠点だよな。新米宇宙飛行士が宇宙に飛び出す、そこに至るまでのディテールのリアルさとか、ガジェットの魅力なんかは、今でもおもしろいし、多くの人の手に取ってもらいたいものだが。
あと、松浦晋也の解説の通り、この小説が出た時にはスペースシャトルがあのような結末を迎え、アメリカが人を宇宙に送る手段を持たなくなるなんて、考えもしなかったな。しかも、宇宙往還機はコストが高くなるばかり、旧来のカプセル型の方が有利って結論になるとは。