書評 「シビリアンの戦争」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

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 メモ。見かけたら読みたい。
 まあ、国家を代表しているシビリアンが戦争を起こす方が、武力を指揮下においているにすぎない軍指導部が暴走して戦争を引き起こすよりましって話だろう。で、愚かな戦争を起こす人間はいくらでもいる。まあ、脆弱な政権が引くに引けなくなるってのは、いくらでもある事例だわな。
 少なくとも、出先の現場指揮官が勝手をくりかえして、引くに引けなくなって、最後は国家が負けるとわかっていて戦争をせざるを得なくなった第二次世界大戦の日本よりもブッシュの戦争の方がまだましだと。
 あと、「理性と啓蒙主義」もあてにならないと思うが。人間、どこまで行っても「啓蒙」されないと思う。