書評メモ

[本]元運転手が激白、「東京のタクシーは危ない」 | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 『潜入ルポ?東京タクシー運転手』の著者インタビュー。
 過当競争になりやすく、規制は必要と。特に、東京では、事故率が高い。過当競争なので、無理なスピードを出す車が多いと。
 タクシーの車両数調整に関しては、タクシー会社側にリスクの少ない歩合給を禁止して、過当競争になれば会社も相応に損をする体系に変えるべきだよな。現在は、一方的に増やすインセンティブしかない。

[本]『原爆を盗め!』 天才科学者・ソ連のスパイ・決死の秘密作戦 - HONZ

 そういえば、昔『原爆スパイゼロ号』(だったかな)って本を読んだことがあるような。子供の頃。連合国によるドイツの核開発阻止作戦、マンハッタン計画ソ連のスパイ作戦を描いたノンフィクションだそうで。

[本]『本で床は抜けるのか』 - HONZ

 3000冊くらいから数えていないが、増える一方だしな。できるだけ処分しているけど。他人事ではないというか。
 紙じゃないと読まないってのは、本当にありそうだよな。背表紙が外部記憶になっているというか。

[本]『寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」』諸行無常の響きあり - HONZ

 メモ。これは必読。
 地方の過疎化にともなって、寺も、維持できなくなりつつあること。専業で維持するには、200軒ほどの檀家が必要なのだとか。現在に至る、仏教の歴史。新たな試みも紹介されている。日経のサイトで連載されていたものの書籍化かな。

[本]奇跡の伝説から物語へ 『完治 - HIVに勝利した二人のベルリン患者の物語』 - HONZ

 ベルリンで行なわれた抗がん剤を併用した治療の話。骨髄移植と抗がん剤の併用で完治の可能性があるとか、T細胞表面にCCR5タンパクが欠如していると感染しないとか。医者どうしの争いとか。

[本]『格差の世界経済史』 姓で読み解く階級社会の不都合な真実 - HONZ

 希少な姓を探し出し、その家系の社会的地位の変動の観察から、社会的流動性は通時代的、通社会的に低く、社会階層を上昇するのは難しいとの結論を得ている本らしい。

[本]犯罪に走る人には、"悪の遺伝子"がある? | 今週のHONZ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 形質は一つの要因ではあるだろうけど、周りの人間関係や貧困なんかも、同レベルで重要なんじゃないかね。セロトニンレベルが低い、あるいは前頭葉の障害による抑制能力の低さなどは、暴力事件を引き起こしやすくなるとは言えるだろうけど。
 まあ、実際、心理的な介入なんかは、研究の進展によって起こるかもな。気持ち悪い話だが。やり方によっては記憶をいじれるようだし。

[本]人間の幸福の半分は遺伝子で決定される。残りの半分は? - shi3zの長文日記

 なんか、こうやって制御の仕方がわかるってのも、ある意味嫌な話だな。ということは、他人をいじろうとする人間が必然的に出てくるってことだし。