24年12月に読んだなろう小説

残念だったわね
 ヒドインが隔離されたあげく、学園から追い出されるお話。さすがに、性格が悪すぎて…
 母親にも捨てられるという。


第二王子の子を身ごもりましたが話すら聞いもらえないので私は姿を消すことにしました
 そもそも、責任を取れない状況で致してしまった王子は、やっぱりクズだと思うが…
 とりあえず、責任を取るところで、救いのある感じではあるか。いつも女の子に群がられて、拒否していない時点で割となあ。処世術ではあったのだろうけど。


過ちは彼女にだけ
 結局、クレメンス王子が一番アレだな。みんな、勝手な思いで主人公を追い詰めた。で、生命の危機を感じた彼女は出奔、隣国で穏やかに暮らす。そして、事情を聞いた商会の跡取りは、囲い込む、と。


白豹王女は番ではない相手を持ち帰ります
 番だったはずの男がクズい。大国の王女を侮辱した罰は、番の感覚を体験させられて、いろいろぶっ壊されることか。そして、同じ罪に加担した下級貴族の女は、幸せになれない状況に放り込まれる。


緑の指を持つ娘
 起承転結の転が激しい。王女のクーデタに、精霊王の代替わり。で、「精霊の愛し子」が精霊の森に連れて行かれそうになるところで、ノエルが愛を叫んで、確保。温室は楽園に。
 ノエルさん、割と最初から最後まで締まらない感じがw


ざまぁされる幼馴染婚約者に転生しましたが私は貴方を裏切りませんのでご安心下さい!
 小説を知っていて、それと違う行動をとったら、惚れられまくって、自身も惚れて、相思相愛と。
 王子は一人で破滅の引き金を引いて、ついでに托卵していた王妃も道連れに。


「これは私ですが、そちらは私ではありません」
 前世、凄腕エステティシャンが、生まれ変わっても凄腕エステティシャン。
 で、予約名簿を見てなんか怪しいことをしていると誤解したドジっ子令嬢と、勘違い系正義感暴走王子が悪魔合体して、婚約破棄と糾弾に。で、あっさりと黒歴史化。
 というか、ドジっ子令嬢がなんか、主人公を喰って目立ってるようなw


冤罪による婚約破棄を迫られた令嬢ですが、私の前世は老練の弁護士です
 婚約者に冤罪のいじめをでっち上げられ、公開の場で貶められかけた令嬢。そのタイミングで、前世の凄腕弁護士だった記憶を思い出し、それをもとに、相手を追い詰めていく。そして、前世の助手で最愛の相手と再会して、これからの約束をして。
 どっちもちょうど良くTSしてるなあ。
 あと、間女を改心させて、懐かせる懐の深さがw


前にもどった後の先
 素行の魔術で過去に戻った悪役令嬢、二度目も結局失敗して、修道院送りに。思い込みが激しすぎたというか、王太子が好きすぎたというか。
 鷹揚な主人公は、むしろ、平民特待生を懐かせて、王太子とも相思相愛、と。


悪役令嬢が攻略済みの乙女ゲームに転生したので、味噌を作ることにした
 ヒロインをやめたヒロイン、鬼鈍い。
 転生ヒロイン、幸せそうな攻略対象を見て、攻略をやめるまとも系。卒業後は、金持ちに売りつけられそうになったので、辺境に逃げて料理屋兼味噌製造。で、隣国の公爵令息を拾って…


幼なじみは勇者に選ばれる
 勇者の言葉が足りなさすぎる。そのくせ、自分は魔法で主人公をチェックしていたという…
 年寄と結婚させようとする兄とその婚約者が外道だな。


逃がす気は更々ない
 とりあえず、ソルトがクソ野郎すぎる。
 皇太子が病気になったため、聖域で全ての病を癒やせる花を咲かせたリナリア。しかし、その時には義妹イデリーナが聖女の力に覚醒して、病気を治していた。あげくに、侯爵家はリナリアが駆け落ちしたと吹き込んで、イデリーナが婚約者になってしまう。聖域の神官に連れられて王都に戻った途端に嘘が発覚するけど、ヘヴンズゲート侯爵家は悪あがきして。嘘つきは聖女の力が消えるって、もう、最初から終わってる感がw
 あとは、リナリアが前世に読んだ小説の場合、皇太子に速攻で捕まって、愛人というか、隠し妻というラストなのか。


夫の心がわからない
 初夜で記憶を失ったあげく、離れで軟禁状態で、「夫」は別の女を連れ歩いているらしいドアマットヒロインが、全ての記憶を取り戻すまで。
 なんか、メリバ感もあるような。ヒロインがポジティブすぎて、そういう雰囲気は一切ないけどw


冷徹口無し公爵の声は偽耳令嬢にしか聴こえない
 精霊の声が聞こえるけど、それを嘘と言われてきた令嬢と、精霊には聞こえるけど人間には聞こえなくて、公的にはしゃべれない人な公爵の恋愛。誰か反応することを期待して、悪口を言いまくっていたせいで、令嬢にすごく悪い印象を持たれてしまったが、精霊が起こす事件を解決していくうちに仲良くなって…


あなたたちのことなんて知らない
 精霊術を使いすぎて、逃げた後は反動で荒れっぱなしとか、併合する価値もない国だなあ。
 精霊の愛し子である主人公。国に縛り付けるために王子と婚約していたが、婚約解消。で、新しくあてがわれた婚約者として、ジラール公爵家のルシアンを選ぶ。ジラール公爵家は代々、精霊の祝福を受けた家系で…
 最終的に、ジラール公爵家は独立して、古くから精霊との契約で富んでいた王国は壊滅状態に。


誰のための幸せ
 クズ実家にクソ婚家…
 結婚した伯爵家で、友人や妹に嘘八百を流されて、孤立していたドロシー。友人の紹介で皇妃付き女官として出仕することに。そこではじめて実態を知って後悔する伯爵サイラス。一方で、王宮で自分の幸せを探すドロシー。宰相補佐に惚れられて、徐々に距離を詰められ…
 サイラスがアホだなあ。そして、義妹はもっとアホだな。
 皇妃も、もう一人の女官も、なかなかヘビーな人生を歩んでるなあ。皇妃の故国の王女が絡んできて、自滅するエピソードも。ちょくちょく、シリーズの他の作品と関わっている感じか。ドロシーの家族、邪教集団に売られているとか。


あのこはただの使用人! 王家に見捨てられた少女は王女じゃないですよね
 王国の「影」に守られた庶出の王女のお話を、「影」の側から。
 歴代の国王が外道すぎる。誓約で逆らえないようにしといて、暴虐を働くとか。で、最後の王は愚かすぎて誓約の意味も理解できず、後宮を際限なくデカくして、自滅、と。
 デカい魚を逃した隣国の王弟殿下。