23年12月に読んだなろう小説

私が我慢する必要ありますか?
 王家にかわいがられる令嬢を蔑ろにした末路…
 前世を思い出して、理不尽な状況から抜け出ることにした令嬢はお手紙を書く。というか、おバカしかいない侯爵家。


公爵令嬢に転生したサイコパスは毒と魔術を操って、すべてのクズにザマァする。
 善良でちょっと不器用な人格がねじ曲げられたもので、クズはお掃除とか言って消してしまう人格が前世に続いて素なのか。で、王弟殿下に惚れられたのは、サイコパスモードの時代だったから、元に戻っても、心情は悪化しない。
 しかしまあ、王族と攻略対象がほとんど消されてしまう結末。というか、王子、三人が三人とも異常者って終わってるなあ。ネクロフィリアヤンデレ媚薬ジャンキー、人体実験野郎。王位継承権があるのがセラフィンとヴェロニカだけと、だいぶ継承に不安がある状況に。ついでに、ヴィンターコリンズも直系がごっそり消え。ヴェロニカさんはこれから励まないといけませんね。
 使用武器が鞭というのがこれまた嵌まってますね。


なぜか処女懐胎して婚約破棄されました
 そりゃ、処女懐胎なら神様がらみのお話になるわな。
 夜会で精霊の加護を授ける際に、未通なのに、妊娠していることが判明して、第二王子から婚約破棄されてしまうヒロイン。父親が誰かを調べるために、王立魔導士団長のアロイスに預けられることになる。
 いろいろ調べていくうちに、神々の争いに巻き込まれることになって。四柱の神で安定していた大陸と、私欲によって荒らしたゾンネ神の追放劇と、その代わりとなるノエルか。で、ユリエルは聖母に。産んでないけど、ママならしかたない。


蜂蜜姫は甘くない
 従妹の婚約者の浮気相手の「病弱な幼馴染み」を探しに来たら、騎士科の生徒で全然違うじゃんとなって…


悪魔の拾い子は王子と踊らない
 呪いをかけられたお姫さまがヤバい人になんですけど。あと、王子がお花畑に。


命を狙われているようなので暗殺者と契約結婚します
 駆け落ちした王妹を祖母に持つことで王位継承権を持つけど、実態は完全に庶民の主人公キアラ。しかし、その平穏は、国王と王子のヤラカシで崩れ去る。継承権隠れ一位となってしまい、命や貞操を狙われることに。
 キアラは、それを警告に来た暗殺者の青年に、契約結婚を持ちかける。契約結婚だった二人だが、だんだんと惹かれあうようになって。相性が良かったわけね。


定番知り尽くした転生令嬢、思わぬ展開に度肝を抜かれる。
 主人公が割と定番を外しているキャラのようなw


時間のレオーナ ~逆行する悪役令嬢の恋する相手~
 時空を操る魔法がヤバすぎる。というか、レオーナは、いつから王様が好きだったのか、どんな策を弄したのか…


追放された公爵令嬢、新天地で聖女になる
 暗君は、山の領地でどう生きるのか…


辺境伯令息は、今日も甘い仮面の下で毒を吐く
 命を狙われ続けてきた少年が魔王になるまで。つーか、ジャクリーンが一番割食ってる感じだなあ…


聖女は逃亡する
 うへえ。ハゲモゲの呪文がヤバい…


結婚して1ヶ月。「やはり君を愛せない」と言われました
 せっかく相愛の相手と結婚したのに、やったら相手が死ぬ呪いをかけられた次期辺境伯。その前に、フライングでやることやっていて呪詛返しになったという…


初夜に寝取られたので、しっかりお仕置きしようと思います
 王子がクズすぎるだろう。わざわざ嫌がらせに、初夜に別の女を引き込むところからして。もっとも、主人公も間女の顔面膝蹴りかましているしw


テンプレートな婚約破棄で、貴方にお別れを
 遠回しに真意を伝えるお話。アンド公開告白w


悪魔の森へ追放された悪役令嬢は、魔王となって復讐を遂げる
 謀略で一族を処刑された令嬢が、復讐を果たすお話。見事にミナゴロしですなあ。


夫人、スパイな猫を溺愛していいんですか?
 ミルトンが録でもなさ過ぎる。つーか、セシリアさんも、なかなかアレな人だな。人体実験をためらわないってw


偽聖女と言われ追放されたので聖なる力を捨てて理想の自分になります
 聖なる目によって瘴気が小さいうちに浄化して平和を維持していた聖女ジーナ。しかし、婚約者の王子に一方的に婚約破棄されて、北の荒れ地に追放されてしまう。その時、信仰を捨てた彼女は、聖女の力を失うが、荒れ地の民マルコに拾われて、人生を楽しむことを教えられる。マルコが大好きなジーナ改めジマイマ。しかし、マルコはなかなか落ちなくて…
 一方、王国は聖女を失ったことで危険にさらされ、クーデタ発生。将軍がやり手すぎる。そして、王子と間女は斬首…


やらかし王子の世話係
 かなり強引に薬と魔術で操られていたとは言え、婚約者の顔が分からないのはヤラカシだなあ。つーか、婚約破棄の後、王子をぶん殴って気絶させて、事態の悪化を防いだのが強い。
 単純な婚約破棄劇かと思ったら、王家乗っ取りの陰謀だった。そして、婚約者を失いかけて慌てる王子。まあ、そりゃ婚約者の側からすれば心おれるわなあ。
 号泣エリザベスさんがw


勇者な王太子殿下が魔王に呪われましたが私が即座に口付けします ?報酬に3食とおやつと昼寝付き生活ありだと思う?
 とにかく楽したい系令嬢が、これだけの成果を挙げれば厚遇されると、魔王の呪いで異形に替えられた王太子殿下にキスする話。すでに勇者だった王太子によって即座に魔王は倒され、おもしれー女として王妃になる羽目に。予定外に混乱しつつ、惹かれていく…
 代々、勇者修行に出て、どっかで引っかけてくるから、王妃の出自が気にされないというのがおもしろい。
 殿下の安定感が強い。


「お前を愛することは無い」? そうね。でも、だから?
 浮かれポンチになった国王は消されて、公爵家が王位を継いだのか。国王孤立しまくったあげく、易々と宮廷クーデタ達成。で、新妻が王太女に。
 元国王は姿と名前を変えて、事務作業に酷使。ヤンデレの気ありだなあ。つーか、お前を愛することはないとか言いながら、やる気満々なのが。


妻、探しています。~名前しか知らない白い結婚~
 男の方が、自分が結婚していることを10年知らなかった、というか忘れていたというのがなんかすごいな。
 平民である母方の叔父に家を乗っ取られ、自身は地下牢に閉じ込められて虐待されていた妻、リセことエセルドレーダは、救出された後、ヴェルディア侯爵家で保護され、「夫」とはクラスメイトの関係に落ち着いていた。しかし、王女からモーションをかけられまくって、ついに自分が結婚していることを知る。
 そこから相手を探そうとする夫と、離縁して自由にしてあげようと思う妻とのすれ違い。一人ハブられて、他の家族はリセと家族関係を築いていたというのが。


モブなのに最強?
 「ヒロイン」のポジションが「モブ」に乗っ取られるお話。モブのはずの主人公に転生特典ガン積みという。
 栽培しているモーニュ草を提供したところから、隠しキャラの第一王子が学校に現れたり、ゲームの攻略対象や登場人物にからまれるようになって。それにともなって、ヒドインににらまれて、次々と冤罪をかけられたり。最終的には、聖女のはずのヒドインが結界を作れず、主人公が結界を作り上げて、秘密にしつつ王妃様に、と。


その日がくるまでは
 互いに想い合う男女のすれ違い。ルーのほうは羊を手に入れるべく廃嫡の手続きをしていて、逆にひつじは貴族の世界に戻ると思っていた。つーか、忖度する魔術師協会ってダメだろ。


完璧令嬢の受難―嫌いが好きに変わるのか―
 ガイウス家がクソすぎるというか、ミシェルがアホ過ぎるというか。相思相愛がやっと取り戻せたお話。


予定通り婚約破棄され追放です!~せっかく最強賢者に弟子入りしたのに復讐する前に自滅しないで!?~
 なかなかのヒドインだな。意図的に国を破滅させた女。しかも、目的が男を落とすためという。ここまで邪悪なのはめずらしいかも。最後はボコボコにされたけど、それまでに何人殺しているんだろう。他にも、騎士団長殺害、国王殺害未遂、国家規模での横領行為。なかなか派手にやらかしている。
 主人公は復讐で国を潰してやるつもりが、その前に自滅しちゃったという。しかも、攻略対象連中も改心したから、放置。まあ、負の感情を持ち続けるのもめんどいしね…


余命わずかの引退聖女は冷酷公爵との厄介払い婚を謳歌したい
 幼い頃、互いに「自分にできることを頑張る」という約束を胸に生き抜いてきた二人が、数奇な運命で出逢い直すお話。ロイは早めに気付いていたけど、ミュリエルが気付いたのはラストか。とはいえ、ちょっと物足りない感があるなあ。


初恋は薔薇の香りがして
 レジエスがクソ野郎すぎる。裏で婚約者の悪い噂を誘導しているとか、そりゃ捨てられる。子供の頃から、相性が良くなかったわけね。


心がきゅんする契約結婚~貴方の(君の)元婚約者って、一体どんな人だったんですか?~
 元婚約者に傷つけられすぎて、心に封をしていた女性と、彼女が好きでやっと結婚にこぎ着けられたけど、なかなか関係を深められなかった男のお話。夫の元婚約者、会ってみたらまともだった。そして、主人公の元婚約者のゴミッぷり。


元魔王の娘が聖女に転生っておかしくないですか?~前世でわたしを殺した勇者の末裔に言い寄られても困ります!~
 義妹に殺されかけて、前世魔王の娘だったことを思い出したエレオノーラ。家族から迫害される中で、王太子候補の公爵子息と縁ができる。さらに、聖女選定で、聖なる力が無いのに選ばれてしまって。
 シュタウピッツ公爵家が外道だなあ。


私だけが知らない
 婚約破棄の後、毒を飲まされて死にかけ、記憶を失ったアリーチェ。失われた記憶を求めて日記を読み進めていくうちに、王家の非道が明らかに。そもそも、国が腐りきっているのが判明して、王家の排除へと進んでいく。
 ざまぁがかなりガッツリ。体刑がある世界では、なかなかエグい処罰が…


ある日、悪役令嬢の一人だと言われました
 悪役令嬢連合、断罪回避作戦。結局、婚約破棄された脳筋騎士以外は、なんとか婚約者をつなぎ止めることに成功したのか。プリムローズさん、行動力ありすぎるというか、父親が心配性というか、婚約者の執着がすごいというか。


婚約破棄から始まる仮初の婚約?恩返しのはずが由緒正しき王家の兄妹に甘く囲われました?
 王子様が、ずっと好きだった女性騎士と相思相愛になるまで。かりそめの婚約から本物になるまで、なかなかすったもんだしましたな。好きになるまでは間接的に口説くしかないvs.恋愛には鈍い女騎士。
 元婚約者がクズだなあ。末路も語られない存在感の薄さ。


「君を愛することはない」から始まる、破滅へのカウントダウン
 クズ男が前世を思い出して改心。しかし、サービス終了が迫っていて…


略奪される王子たちの傾向とその対策
 神はなにがしたいんだか。つーか、ゾーイさんが優秀すぎて、王子とその婚約者はなにもできてない説。


王命で結婚した聖女は「きみを愛することはできない」と初夜で宣言されました
 顔合わせもなく政略結婚させられた夫婦が、仲良くなっていくまで。ポジティブ面食いの聖女さまが強かった。そして、なんだかんだ言って光魔法強い…


乙女ゲームに転生した悪役令嬢、断罪を避けるために王太子殿下から逃げ続けるも、王太子殿下はヒロインに目もくれず悪役令嬢を追いかける。結局断罪されたのは……。
 「ヒドイン」が結局ヒドインだった。逃げまくる悪役令嬢だけど、前世を思い出した瞬間から執着されまくり。


自称無能で無価値で無意味な異母妹はやっぱ優秀だと思うんだけど
 なるほど、公爵令嬢と継母は、母親の痕跡を消し去りたいという点では利害が一致していたのか。私生活を蔑ろにして、限界を超えて死んでしまった前女公爵に意趣返しがしたかった娘は、盛大に女公爵のダメさ加減を暴露して去って行く。
 むしろ、継母と異母姉妹が割とまともな人物だった。というか、母親もポーラも女公爵に敵意を抱いていたのか。


肉食令嬢は、肉のために結婚した。 ?狩猟民族に嫁入りと言われて小躍りしていたのに、正体は辺境伯爵でした?
 お肉大好きで、自分で狩猟から調理までやっちゃう令嬢が、狩猟民族と揶揄される辺境伯に嫁入りして、割と好き放題やるはなし。最後は、子はかすがいって展開だな。結婚契約を見て不信感を抱いて、拒絶するクラウディア。からの妊娠判明とレオンの必死な愛の言葉にほだされる。