上熊本駅前に設置されている漱石像。2013年に掲載しているが、その後台座が作り替えられていたり、解説盤が左手から右手に移っていたりと、変化があるので掲載。見比べてみると、位置は変わっていないようだけど、台座は作り替えられているようだ。2017年から2018年の間に作り替えられた模様。
あと、周囲の車止めに、漱石の俳句が。以前見た時は気づかなかったけど、グーグルストリートビューでさかのぼると、ずっとこの車止めだったのね。
解説盤
若き日の漱石
夏目漱石(本名夏目金之助)は、旧制第五
高等学校の英語教師として赴任、明治二十九
年四月十三日、ここ上熊本駅(当時池田駅)に
降り立った。漱石は、四年三ヵ月を熊本で過
ごし、その間結婚や長女の誕生を迎えている。
漱石が住んだ熊本には多くの足跡が残されて
いる。漱石来熊百年を記念して、熊本で過ご
した若き日の漱石の面影を偲び、いつまでも
多くの人々が親しめるよう、ここにモニュメ
ントを設置する。
平成八年十一月九日
「'96くまもと漱石博」推進百人委員会
颯と打つ夜網の音や春の川 夏目漱石
かんてらや師走の宿に寝つかれず 夏目漱石
山路を登りながらこう考えた 「草枕」より