高津カリノ『WORKING!! 6-12』

 一気に読んでしまった。6-8巻あたりが、すれ違い恋愛の熟成具合がちょうどよくて、一番楽しかった時期かな。その後は、ちょっとこじれすぎといった印象が。
 真柴の二人や桐生って、意外と早いところで出ていたのだな。山田家の問題が解決するのも、ずいぶん引っ張ったな。あと、連載を通じて、一番成長したのはなずなちゃんだよなあ。怖い方向に…
 伊波さん、かわいいなあ。しかし、肝心なところでパンチが出るのが。そして、徐々にパンチの頻度が下がっていく。伊波さんを意識し始めてからの、カタナシ君の壊れっぷりがすごい。
 あと、思わせぶりにイベントを起こしながら、外していく、佐藤と八千代の関係とか。保護者の店長が、最大の障害だったような気がするな。
 10巻から11巻で山田家問題解決、12巻で佐藤、やっと!八千代に告白。そこで、ワグナリアやめる宣言。あとは、小鳥遊家、母親襲来問題とか、ラスト三巻で、バタバタと事件が起こってるなあ。