三雲岳斗『アスラクライン8:真夏の夜のナイトメア』

 前回に続いて、微妙にシリアス編。
 夏休み。智春たちは、杏の親戚のペンションにバイトに。ついでに、樋口の智春・奏ラブラブ作戦も発動。一方、別行動のアニアと朱浬も、加賀篝を追って、智春たちのバイトするペンションに合流。
 沖の「一巡目の世界」の遺跡をめぐって、武装生徒指導員とのバトル。ここらあたりから、智春のクロガネを扱う技量が上がっていくのか。そして、加賀篝のパートナー、射影体の琴里と契約悪魔のクルスティナが消滅。加賀篝は退場。悪魔や射影体が力を使うということが、どういうことかが明らかに。
 なにやら、謎のハンドラーだの、誰と契約してるか分からない鳳島氷羽子の暗躍だの。


 最後に、加賀篝が残した操緒の姉玉緒を探せという言葉が、次の手がかりか。
 つーか、この巻の内容はすっぱり忘れていたなあ。なんでだろ。


 そして、奏の進む非材化。手負いの状態で、それでも、智春を守ろうと体を張る奏さんが、けなげ。