おがきちか『Landreaall 1-31』

 久しぶりに、既刊一気読み。2日ほど、時間を吸い取られまくっていた。
 腐海の深層から、ケースごと召喚。そろそろ、コミック用のケースが、一つ満杯だなあ。


 しかし、最初の方、ずいぶん牧歌的だなあ。といいつつ、いきなりDXが呪殺されそうになるわけだが。10巻あたりから本格始動。ウルファネア編とアカデミー騎士団編が、時系列的に同時平行的に進む。10巻台後半は、女神杯編。20巻台にはいると、クレッサール編。今まで示唆されてきた「革命の真実」がメインのテーマとなって、立ちはだかる。クエンティンの王国を滅ぼす陰謀に対し、クレッサールの砂漠で対決する。けっこう、長かった感が。
 とりあえず、クエンティンの退場と30巻の新国王即位で、「革命の真実」と過去の行きがかりに一段落ついた感じだなあ。ここから、物語はどのような方向性で進んでいくのだろうか。
 メイアンディアとDXの関係も、気になるな。なんか、2度も、3度もふられているような気がするが。国王との婚約者という立場になったメイアンディアと、これから、どう接触していくのか。


 全部読み直すと、ロビンの父親探し、ずいぶん長く動いていたのだな。