川口士『魔弾の王と凍漣の雪姫』

[日記]

 うーん、使おうと思えば使えなくもないといった調子が続く。一応、マイクロソフト・セキュリティ・エッセンシャルズのリアルタイム保護を起動しても、ハングアップはしないようだ。
 この調子で、一週間ほど、だましだまし使えれば、上等なのだが…


 しかし、体調が悪い。鬱モードが、ここにきて悪化。冬場のパターンと言えば、パターンなのだが。やらなければならないことは色々あるが、体が全然動かないなあ。ラノベモードから、精神がシフトして、今はハードカバーの本に回帰。
 しかも、インフルエンザの流行が始まって、ますます出かけたくなくなる。来年からは、予防接種するかなあ。だいたい、毎年、うつされてるような気がするのだが。

[読書]川口士『魔弾の王と凍漣の雪姫』

魔弾の王と凍漣の雪姫 (ダッシュエックス文庫)

魔弾の王と凍漣の雪姫 (ダッシュエックス文庫)

 MF文庫Jの『魔弾の王と戦姫』の登場人物が別の出会いをしていたら、というIFで展開する物語。「戦姫」のほう、4巻ぐらいで読むのが止まっているけど、いきなり内戦になっていたような気がするが。ずいぶん、ストーリー展開が違う感じだな。つーか、ヒロインが違うのか…


 主人公、アルサス伯の息子ティグルヴルムド・ヴォルンは、かつて、ジスタート王国オルミュッツ公国に、一年間、預けられ、そこで戦姫リュドミラ・ルリエと思いを通わせるようになっていた。しかし、二人の身分差、そして、属する国の距離は大きく、それを埋めるために、ティグルは苦闘を続けることになる。


 奴隷狩りを行うムオネジル王国を黙らせるために、ブリューヌとジスタートの両王国によって企画された遠征。指揮官テナルディエ公が持ち込んだ竜の威力によって、一時は優勢を得るも、宿営地襲撃と竜が何ものかに殺されたことによって、一気に壊乱。
 ティグル指揮下のアルサス勢は敵中に孤立。そこで、リュドミラ率いるオルミュッツ軍の偵察部隊と出会い、助けられる。その後、ブリューヌ軍本体との合流を目指すが、強大な力を持つ妖魔ルサルカと遭遇し、激闘を重ねることに。
 ここから、ティグルは、成り上がるために、どんな戦いを経験するのだろうか。国家が安定した状態では、ミラを娶るほどの功績を挙げようがないわけだが。
 しかも、伝統的に弓が蔑視されるブリューヌでは、ハンデが大きいと。