ももせたまみ『せんせいのお時間 9~12』

ももせたまみせんせいのお時間 9』

せんせいのお時間(9) (バンブー・コミックス)

せんせいのお時間(9) (バンブー・コミックス)

 ここらあたりから、小林を中心に下ネタ連呼が、強まる。
 あとは、みか先生の幼少時のネタが多くなる。幼児時代、おっぱい連呼のみか先生。連呼すると価値が落ちると説得されてしまう。お尻フリフリ。1歳のころのほうがセクシー。お花見で酔っ払い部長の風格を醸すなどなど。
 なんか久しぶりに体育祭ネタが。


 今回は、文化祭が二回。だいたい、劇固定になってきたのかな。一回目はシンデレラ、二回目は水戸黄門。なんか、アンソニーが主人公ポジションを二回取ってるな。みか先生、印籠役ってのが。シンデレラでは、北川が裏方か。


 あとは、パン作りの実習とか、体重測定とか、初もうでとか、高尾山行ったり、天文部の顧問代理でみんな集まったり。
 クラスの連中が、定期的に幼稚園に行ったりするエピソードも楽しい。おやじは、恥ずかしいと、声が低くなる。


 ボンネットが似合いまくりの三十路寸前女教師w


ももせたまみせんせいのお時間 10』

せんせいのお時間 ? (バンブーコミックス )

せんせいのお時間 ? (バンブーコミックス )

 ついに、10巻の大台に。
 みか先生、お見合い。ここまで、みか先生、全然浮いた話がないというのが。そして、お相手は「丸井」さん。ご縁がなかったけど、これで縁があったら、丸いみかになるところだったw
 そういえば、今回は、文化祭ネタがない。だいたい、季節は冬から夏にかけて。刊行ペースの関係で、前巻に文化祭が二度あって、今回は見送りということか。


 今回のお出かけは、象のテーマパークに行ったり、みんなでバーベキューに行ったり、プールに行ったり、母親と二人で温泉に行ったり、学校の遠足でお茶摘みとか。早乙女いっぱい。
 委員長が、ここにきてキャラが立ってきたな。というか、工藤にクリスマスプレゼントでけん玉渡して、喜びぶりに微妙な顔をしたり。北川の水着姿見て、「フジヤマ」だの、「ナチュラルボーン、ボンボーン」と叫んだり。たまに、奇行を見せるように。
 あと、小林が下ネタをバカスカと。


 とりあえず、ネコミミみか先生がかわいいです。




 あとは、浮き輪にドハマりのみか先生。


ももせたまみせんせいのお時間 11』

せんせいのお時間  11 (バンブーコミックス)

せんせいのお時間 11 (バンブーコミックス)

 いよいよ、進級。こういうサザエさん時空のお話で、時間が進みだすのは、もうすぐ終わるサインだよなあ。でも、時間経過がある作品が引き延ばすとなると、どこかが不自然に長くなるから、そういう意味では良いのかね。


 今回、お出かけネタ少な目だな。童顔歯医者さんのエピソードとか、漫研の校内合宿とか、たこ焼きとか。あとは、みか先生大学生時代の、酔っ払っての「ぼん踊り」とか。学校の真ん中でやったんかいw



 年末年始ネタは、みかが父親とおせち料理を作ることになった話。準備は手伝ったけど、結局、年末にインフルで寝込んでリタイア。お父さんに頼り切りというのがw


 後半は、みんな進級して三年生に。いよいよ、受験生のお時間。下ネタ勉強法だの、漫画で勉強だの、それぞれ、適した勉強法を見つけていくw
 あとは、オープンキャンパスとか、夏休みの勉強合宿とか、夏祭りとか。みか先生、大学で目立ってたのかw
 そして、小林の恐ろしい食欲。一コマごとに、屋台で買って、食べてるメニューが違う。

ももせたまみせんせいのお時間 12』

 最終巻。みか先生と愉快な仲間たちも、ついに卒業を迎える。
 受験に、大掃除に、卒業式に、卒業旅行。卒業旅行はスカイツリー、日帰りツアー。というか、連載が始まったころは、影も形もなかったんだよなあ。というか、前のほうで、東京タワー旅行のエピソードがあったような。


 毒舌美少女富永が、受験ストレスでダジャレ言いまくりなのが、面白い。いつもは、冷たい目で見るのに、積極的にダジャレに乗る。そして、受験が終わったら、すっきりとダジャレが消えるという。


 あとは、卒業式でのガチ泣きみか先生とか。式で泣いて、卒業証書渡すときに泣いて。