ゾイドワイルド ZERO 第27話「暗闇の決戦! ドライパンサー対ガトリングフォックス!」 - ニコニコ動画


 メルビルたん、ホント幸薄いなあ…


 改めてジェノスピノを破壊するべく、シュピーゲル駆るドライパンサーを送り込むシーガル。しかし、それを予期して待ち構えていたバーンは、ガトリングフォックスを駆り、戦いを挑む。
 基本性能では、ドライパンサーのほうが圧倒するのか。見えないというのは、圧倒的なアドバンテージだよなあ。
 ドライパンサーの能力を知り、それに対抗するバーンだが、徐々に追い詰められていく。しかし、高層建築の廃墟の縁に位置し、シュピーゲルの慢心をついたバーンは、ドライパンサーの撃破に成功する。とはいえ、シュピーゲルは取り逃がしてしまう。
 ほっと一息ついたバーンの前に現れたのは、ボーマン博士。ついに現れたか。ゾイドコアの修理という時点で出てくるとは思っていたが。


 同時並行で、ランド博士とシーガルの陰謀についても、話が進む。メルビル、やっぱり皇帝の隠し子だったわけね。皇帝の血筋はゾイドを従えることができる。ジャミンガを従わせたという情報を得たランド博士は、だからこそ、彼女を養女として引き取ったのか。
 一方で、メルビルは、ジャミンガ襲撃の時に、友達を助けようとしてジャミンガを従える不思議な力を行使。それによって、孤児院で孤立してしまった。そこに、ランド博士が現れ、養女として引き取り、教育を施す。
 彼女にとっては、彼だけが、自分とつながる人だったわけね。
 しかし、実際にはランド博士も、メルビル自身を見ていたのではなく、道具、自分の「理想」を実現するための旗頭としてしか見ていなかった。ランド博士からもらった手袋を取り落とすシーンは、まさに人間関係が壊れる瞬間を現しているのだな。
 まあ、最初から、実の娘も道具としか見ていなかったランド博士だから、そんなことだろうと思っていたが。それしかすがるものがない娘には、それが見えなかったということか。


 27話でオメガレックス編が佳境に入ってきたということは、オメガレックス騒動は後数回で終わって、さらに何かあるってことなのかな。