こちらは、先を読みたくなったので単行本で購入。置き場所とお値段に困るんだよなあ。単純に、どちらも文庫の倍という。
スカーレットさん、国外に羽ばたく。一巻の宰相の陰謀の黒幕であったヴァンキッシュ帝国とのあれこれ。
前半は、ハイキング?編。山にハイキング?に出かけるスカーレット。そこには、ゴドウィンの仲間の腐敗貴族やパルミラ教徒の残党が巣くっていて、盗賊と化してた。それをサンドバッグにするスカーレット。
同時に、隣国ヴァンキッシュ帝国の竜騎兵が国境内に入りこんでいることを知り、ぶん殴りに行く。しかし、ジュリアスから第一皇子アルフレイムと協力関係にあることを知らされ、山賊の拠点群の同時攻略で共闘することに。
つーか、スカーレットさん、アルフレイムに対するあたりがきつい。まあ、人の話聞かずにプロポーズしてくるの、ウザそうだけど。
後半は、国内の悪人が一掃されて、お肉が枯渇したスカーレットさん、国外に資源を求めるの巻。
飛竜のレックスが急に発熱。スカーレットの巻き戻しの加護が効かないため、飛竜の本場ヴァンキッシュ帝国に向かう。そこで、皇位継承争いやジュリアスの陰謀に巻き込まれて。ちょうど、業火宮の侍女に襲撃されたところで終わり。続きは、ウェブ版。本になるのは来春くらい?
とりあえず、レックスはヴァンキッシュ帝国の外に出ると病気になるのか。
ヴァンキッシュの武力至上主義の傲慢さとか、四人の継承候補のさや当てとか。軍師将軍ヴァルガヌス、近衛兵団長イフリーテ、それに第一皇子アルフレイムと第二皇子フランメ。そして、急に吐血する皇帝。次巻では、争いの激化が予想される、と。
ジュリアスは、スカーレットとアルフレイムの結婚の流れを、とりあえず静観するようだけど、何を企んでいるのだろうか。
イフリータとヴァルガヌスかフランメが組んで、なにやら陰謀を企んでいるようだけど。
ジュリアスとスカーレットに挟まれて、胃薬が手放せないレオナルドがなんとも。