久しぶりにおでかけ。体調不良で、長らく動けなかった。今月は、大量に購入対象マンガが刊行。結構な散財でござった。
『世界の艦船』2017/10号
- 出版社/メーカー: 海人社
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: 雑誌
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アメリカが、ズムウォルト級やLCSで失敗し、フォード級空母で新機軸の実用化に苦労している。ロシアの新型艦が続々就役。ヨーロッパはここ数年報道されていた艦が出そろった感じか。英仏の防空艦の世代交代。ドイツのバーデン・ビュルテンブルク級は、軍事環境が変化して、これから困るんじゃなかろうか。フランスのバラクーダ型原潜は、建造が難航しているようだ。中国は、1万4000トンの防空艦が進水。あと、東南アジアやパキスタン、アフリカへの艦船輸出の拡大。
個別の国では、ナイジェリアの軍拡が目に付く。大型揚陸艦1隻、フリゲイトが2級5隻、コルベットを国産。石油資源からの収入が、そんなに調子良かったのか。揚陸艦とか、正直、導入する意味があるのか、首をひねるところであるが。南米、ペルーやコロンビアが、大型の揚陸艦を導入しているのも、どういう意図なのだろうか。
近年の国際艦船市場では、MEKO級が振るわなくなって、フランスのゴーウィンド級やオランダのシグマ級が成功している話。ゴーウィンド級はフリゲイトとして、シグマ級はコルベットや哨戒艦として住み分けているのが興味深い。
各国の哨戒艦が、それぞれ個性的な姿をみせているのも、萌える。
写真では、第二次世界大戦中の航空能力揚陸艦LST-776が印象的。滑走距離の短い軽飛行機を数機搭載、発進はプラットフォームから、着艦は舷側に張り渡した索具にフックを引っかけてという、なかなかアクロバティックなことをしている船。これ、実用性はどうだったんだろう。普通に、水上機を運用したほうが楽だったんじゃ…
連載の潜水艦の話は魚雷について。爆発による気泡がつぶれるときに起きる上向きのジェット水流が止めを刺すのか。魚雷って、なかなか複雑そうなシステムなのが分かる。
ヨーロッパの海戦の連載は、今回、アルトマルク事件メイン。アルトマルクを襲撃したヴィアン大佐、最終的には元帥まで出世しているのがすごいな。
ノラと皇女と野良猫ハート 第12話「衣服が足りない」 - ニコニコ動画
いや、らしく投げっぱなしで終わったな。猫になったり、戻ったりを繰り返すことに。
パトリシアが、生命に飲み込まれ、魔法を失おうとしていた。魔法が使えなくなる前に、ノラを戻すため、キスをしなければならない。しかし、ノラは。ベッドごと移動とか、逆心臓マッサージとか、相変わらず、無茶なノリが。
全裸復活、からの即猫戻しの展開も。
井田、いい奴w
非常に楽しい作品だった。
「社会科学」は崩壊した。米国の新たな指針は救いとなるか?|WIRED.jp
wired.jp
うーん、全然「社会科学」の再建とは関係なさそうな。つーか、「崩壊」しているの?
「再現性」がテーマとなっているが、心理学はともかくとして、社会を相手とする場合、社会が提起された問題を飲み込んで、行動を変えるから、厳密な「科学」は再現し難いと思う。
一方で、社会に対する研究が進みすぎると、人間を、外部から意図的に操れる技術が開発されてしまうことになるんじゃなかろうか。結構、怖いことだと思うが。
フェイクニュースと疑似科学を支える「フェイクシンクタンク」の台頭|WIRED.jp
wired.jp
企業のために活動するPR会社の隠れ蓑組織、外国の工作、ヘイト系団体。ネットの言論空間に、このようなものがあふれ出していると。企業出資による事実の歪曲の技術が政治に応用されたと。まともな研究文献を恣意的に切り張りして、自分たちの都合のよい「研究」に仕立て上げる。
シンクタンクに対する非課税の抜け穴を突いているとか、検索エンジンやSNSをジャックして蔓延するとか。で最後は、ホワイトハウス入りか。怖すぎる。
アメリカだと、人種差別主義者とか、保守主義者が、フェイクシンクタンクに出資して、言論空間を操ることができるから怖い。
日本も、まとめサイトとかが横行しているし、変わらないか。むしろ、皇国史観を信奉し続けるような人間が、一貫して、日本の中枢に存在し続けているわけだしな…
消えゆく「アフリカ映画」を救え──M・スコセッシのフィルムファンデーション、新プロジェクト始動|WIRED.jp
wired.jp
フィルムは気難しいメディアだからなあ。
アフリカで撮影制作された映画を、保存修復しようというプロジェクト。とりあえず、50タイトルを選ぼうというところらしい。それだけ、知られていない作品があるのか。どんな風に上映されていたかも気になるな。