BSE監視の不備を内部告発した政府職員労組幹部に圧力=米国

NJCのチャールズ・ペインター委員長は2004年12月8日、BSEの病原体(異常プリオン)の蓄積しやすい脳や脊髄などの特定危険部位(SRMs)の除去をめぐって、検査体制の不備に懸念を表明する手紙を米農務省食品安全検査局(FSIS)へ送った。ところが、検査体制の不備を調べるべきFSISは、突然、委員長宅を訪問したり、公式に調査しているとの手紙を送りつけたり、ワシントンDCへ呼び出したりして、圧力をかけた。

……………………