高知の胴体着陸の件

確か、一昨年の日航のトラブルが続発した時期に、全日空ダッシュ8もトラブルを起こして、あの機種はトラブルが多い機種なのかと思ったことがある。経済性重視だけに、あちこち無理しているのだろう。外見はかっこよくて好きなんだけどね。
こちらのボンバルディア機のトラブルが減りません!という記事を見ると、すでに昨年の頭にはかなり問題になっていたようだ。
航空機の事故情報で便利な外山智士ホームページさんの、日本の航空事故総覧の機種別検索でもダッシュ8(下のほう)の事故は、使用機数・期間を考えると、かなり多い。同サイトでは、2005年に11件、2006年に10件のトラブルが紹介されている。
→参考:セキュリティホールmemoさんが紹介するところの、「DHC-8 イレギュラー運航の発生状況 site:mlit.go.jp」でぐぐる


ダッシュ8シリーズが欠陥機だとして、その代替機種は何があるだろうか?
Q400などの50席以上のクラスだと、同じボンバルディア社のCRJシリーズやライバルのエンブラエル社ERJシリーズがあるけど、それ以下のクラスのコミューター機で新造機を入手するとなると、なにがあるか思いつかない。
プロペラ旅客機図鑑を見ても、新しい機種はあまりないような。ここでも、エンブラエルEMB120くらいか。
エンブラエルには)タイミング良く、代理権契約を結んだ丸紅が航空機の販売活動に再参入(→http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1163030289/)。日航エンブラエル170を導入(JAL、新小型機としてエンブラエル170の導入方針を決定!)。日本では影が薄かったエンブラエルが巻き返すかもしれないな。で、丸紅の株価が上昇と。


しかし、あの機長の着陸は見事だったな。お手本どおりといった感じ。37歳と比較的若い機長だったが、なかなかのものだ。