上海で建設中の高層マンションが根元から倒れる

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 見事にぱったりと倒れている。
 紹介されている写真を見ると、どうもこれまともに基礎を打たずに、そのまま泥の上に建てたように見えるのだが(933の写真)。基礎をまともに作っていないとすると、倒れなくても、時間が経てば不等沈下やら傾斜やらいろいろな問題が噴き出しそう。同じような建物が、周りに何棟か建っているが、どれも危なそうだ。
 上海なんて、長江デルタの地盤の緩いところなんだから、でかい建物には基礎をしっかり打つべきだろうに。他の高層建築がどうなっているか、考えるだに恐ろしい。しかしまあ、日本もあまり人のことを笑ってられないような。そもそも、地盤が緩いところにでかい建造物を建てないというのが基本的な安全対策だと思うが、いかにも地盤が緩そうなところにパカパカ高層建築物建てているしね。
 312によると、そばで地すべりが起きた影響だそうだが、この地すべりそのものが、建物の重みが原因で起きたのではないかと。