新写本『源氏物語』を平等院に奉納する愚行

http://genjiito.blog.eonet.jp/default/2009/07/post-cf5c.html凝りに凝ってつくった写本の底本に活字本を使っていた話。素人でも、確かに萎える。これが何十年かして由来が分からなくなったあとに、「新たな写本発見」なんて出てきたら、確かに混乱しそうではある。ただ、

恐れていた新たな異本を、いとも簡単に、こうして善男善女が作ってしまいました。

というところは、文献学の素人にはいまいちピンと来ないな。