川上稔『境界線上のホライゾン2:上下』

 長かった。よく考えると、二冊で2000ページ近くあるわけで、普通のラノベの6冊分、ちょっとしたシリーズ並みの分量がある。よく考えると、とんでもない代物だな。しかも、下巻の後半は、「アルマダ海戦」の歴史再現で、テンションの高い戦闘シーンが続く。
 逆に言えば、とっても満足。
 この巻での一番のサプライズは、点蔵に彼女ができたことだったり。そうきたか。