“環境法化”する法制度(横浜国大の及川准教授)(9/15)

http://www.nikkei.co.jp/biod/columns/index.aspx?n=MMWEa3000014092010 読むのがめんどうで放置していたが、興味深い話。環境法の視点からの生物多様性
 主要なトピックとしては、生物多様性が、さまざまな生態サービスを基礎づける社会基盤(プラットフォーム)であるという指摘、さまざまな開発・土木法制に環境保全に関する条項が付け加えられつつある状況、遺伝資源の問題。
 最後の遺伝資源の問題は興味深いな。日本も遺伝資源の資源国になる可能性があること、そのため遺伝資源保護の法制の制定の必要があるという指摘。フィリピンなどの海外の遺伝資源の問題、現地に研究施設を置く、現地研究者との共同研究、現地法人をつくってそこから納税なんて手がありそうだが。まあ、分配の必要はあるよなと思う。