Togetter - 「Togetterのゆうきさんと京田さんのラノベ談義まとめを読んであまりの歴史感覚のズレに頭を抱える」

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 個人的には、ラノベってのは、パッケージの形で定義されるものだから、内容で議論するものではないと思う。で、パッケージとしてのソノラマ文庫はパッケージとしてのライトノベルの内容を部分的にしか備えていないから、遡及的に前史として理解するならともかく、ソノラマが始まりかというと微妙に違和感がある。ちなみに、私が理解するラノベレーベルの特徴は、毎月特定日の刊行、オタク系イラストの挿絵、毎年レーベル新人賞を開催、レーベルに関連する雑誌の刊行あたりか。まあ、最後の特徴は、必須ではなくなりつつあるけど。
 電撃やファンタジアから刊行された作品は通時的にラノベと認識されると思う。昔はこんなだったんかとか驚かれる可能性はあるけど。個人的にラノベを時代区分するなら、プレ・ラノベ時代(-1988)、90年代ラノベ(1988-2000頃)、2000年代ラノベ(2000-)みたいな分け方かな。
 少女系レーベルの歴史についてはよく分からん。特にコバルト。古くからあるけど、ライトノベルらしくなったのか。少女向けと少年向けレーベルは、双方独自に発展しているから、少女向けレーベルも含めて考えると、すっぱりとした歴史観はできにくいな。

私は水野・神坂・あかほりより前の作家は、「プレ・ライトノベル」として明確に切断する立場にたってます。FXMC_ 2011/06/30 00:48:28

ロードス・スレを重視するのは、アンチSF&富士見ファンタジア世代のポジショントークもあるけど、中高生読者と同一の文化圏(ま、90年代の場合は主にRPG文化圏だな)から出てきた新人作家という要素を重視するから。FXMC_ 2011/06/30 00:53:59 .....

 このあたりが近い感覚かな。