小山の佐岐神社境内に火の見櫓があるのを見つけていたのだが、その時はカメラを忘れていたので改めて。あと、春に遠景で写真を撮っただけの戸島の火の見櫓も接近して撮影する。比較的接近して三つも火の見櫓が現存しているのが興味深い。
佐岐神社の火の見櫓
何度か通ったことのある道なのだが、夏まで気がつかなかった。まあ、境内の木の方がでかくなっているので、外からはなかなか見えないし。これでは火の見櫓の役に立たないと思うのだが。まあ、見張りよりも、いまは防災無線のスピーカーとしての役割が主なんだろうな。
この神社、中世にこの地域の地頭職を持っていた早岐氏の名前を冠するだけに、それなりに由緒があるのではないかと思うのだが、それを感じさせないほど小さく古びている。石造物も近代に入ってからのものしかない。境内の解説によると、氏子の範囲も小さいようだし。
木に隠れるように建っている。
一番上の物見台は比較的簡素な造り。防災無線のものと思しきスピーカーと半鐘が見える。しかし、いい天気だ。
近くで見ると塗装がだいぶ痛んでいる。ちょっとこれに登るのは怖い。強度は大丈夫だろうか。