23日続き

 23日に行った場所で、当日に記録した火の見櫓や長嶺神社以外。

札の辻の阿弥陀堂

 阿弥陀堂とその横に放牛地蔵、放牛地蔵由来碑、日清戦捷記念碑などがある。石碑は判読できていない。


阿弥陀堂全景



放牛地蔵と「放牛上人 地蔵尊の由来」碑


 放牛地蔵は傷みが激しい。


「日清戦捷記念碑」





戸島神社

 戸島山の中腹にある神社。かなり急な石段を数分登る必要がある。境内の写真は撮り忘れた。しかし、秋になって必死なのか、蚊がものすごい勢いでたかってくるのには閉口した。早々に退散。 
 参道の入り口と半ばあたりに石段建設記念の石碑がある。似たようなものが二つあって、なかなか不思議。境内にはかなり時代をさかのぼると思われる石造物もあるそうだが、確認せず。






羽山神社

 戸島山から続く尾根が、少し高くなっているところに立地している。同地には縄文弥生の遺跡もあり、神社の創建も伝承によれば10世紀にさかのぼると、境内の解説板に書いてあった。創建伝承はともかくとして、なかなか住みよさそうな土地ではある。




 境内は木が生い茂って、じめっと暗く、ちょっと怖い雰囲気。




 創建一千年の記念碑と千五十周年の参道改修記念碑


小峯観音堂

 帰りは戸島の正栄寺の南から入って、小峯二丁目にでる道を通る。尾根筋のすこし南側を走る道路で、戸島山から小峯まで続く尾根の南斜面には畑が広がっていてなかなかすがすがしい道だった。
 途中、益城町が北に突出している境目に突き当たるが、周辺が他の新興住宅地と違い、古くからの農家のような建物敷地だったので、すこし道をそれる。南にちょっと行くと観音堂があった。このあたりが旧来からの集落であったことは確かなのだろう。




観音堂新築記念碑」

観音堂新築記念碑


由緒
小峯観音堂は百数十年前に建
立されて以来、地域住民の氏
神として多くの人々に尊崇さ
れて今日に至っている。
本堂は昭和二十三年に改築さ
れたが、長年にわたる歳月を
経て建物の老朽化が一段と進
み、第二次世界大戦後五十年
の節目にあたり、地権者、氏
子の同意のもと、世話人その
他の人々の熱意と協力により
新築の運びとなった。
ここに記念碑を設立し、由緒
を記して後世に残すこととし



平成八年(1996)五月吉日
     観音堂新築世話人
記念碑由緒中井○○書