「県議会図書室「使って」:蔵書配置替え、ネットでPR…」『熊日新聞』13/5/14

 県議会は議会棟別館1階にある図書室の一般利用を促すため“セールスポイント”の行政資料を目立つ場所に並べるなど蔵書の配置替えを施した。13日からはホームページでのPRも開始。議会事務局は「行政資料が充実しているのでぜひ利用して」と呼び掛けている。
 県議会図書室は議員の調査研究に役立てる目的で設置されている。県議会の会議録や県の行政資料のほか、衆参両議院会議録、官報、白書など行政、政治、経済に関する書籍約2万5千点が並ぶ。書籍数は全国の都道府県図書室で16番目。
 県民への貸し出しはしていないが、閲覧は自由にできる。利用時間は土、日、祝日などを除く午前8時半から午後5時15分まで。
 県議会は議会改革・活性化の一環として、図書館の利用促進を申し合わせていた。県立図書館司書の協力で大幅に蔵書を配置替えしたほか、案内板も設置する。県は2013年度当初予算に図書購入費76万8千円を計上している。
 12年度は九州で3番目となる1日平均12人が図書室を利用した(一般含む)。ただ、貸出数は最高の福岡県が1247冊だったのに対し、熊本は最低の210冊(議員と県職員のみ)、同日あった議会運営委員会では、委員から「議員の利用頻度も高めるように」との意見も出た。 (福井一基)

議会図書室のご案内 - 熊本県庁
 うーん、さすがにセルフコピーもできないでは、使い物にならないだろう。最大の問題は県議が研究不熱心ということだろう。県政に関するレポートでも課すしかないんじゃね。