瀬尾つかさ『銀閃の戦乙女と封門の姫 1-6』

銀閃の戦乙女と封門の姫 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫2 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫2 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫3 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫3 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫4 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫4 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫5 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫5 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫6 (一迅社文庫)

銀閃の戦乙女と封門の姫6 (一迅社文庫)

 完結ということで、一気読み。
 追放された主人公が、強力なモンスターが出現して苦境にあるクァント=タンへの一時帰国を果たすところから、クァント=タンの創世の謎と政治的対立に巻き込まれる状況。さらに、侵略者ゼノの出現とそれに対する死闘。だんだんアホの子と化していく主人公も、ちゃんと主人公としての立場を守り、ゼノの親玉を倒したのだからよかったよかった。
 あえて言うなら、中盤、メインヒロインたるフレイの存在感が微妙に薄かった感が。つーか、中盤以降、シャーリーと梨花の存在感が大きすぎるんだよな。最後には、梨花が裏の支配者みたいな状況になっているし。まあ、あれはあれで魅力的ではあるが…