本山農区水路記念碑

 白山通りのホームセンターダイキ(旧サンコー)の角に建っている石碑。何度か通った道だが、今まで気がつかなかった。まあ、普通は、琴平神社に入って、道路の反対側を通るから。
 暗渠化された用水路を記念するために建てられた石碑。この道は、もと水路らしい。




碑文

 この道路の下には、本山農区で代々管理をしてきた
農業用水路があります。この用水路は、明治三十三年
当時の本山村村長高橋忠次郎が不毛の土地であったこの
地を新田地にする為、東奔西走の末やっと開いた用水路
です。苦労のかい有って下流域には、十二町五反余歩
もの新田ができ、これを守るため本山農区では、代々
大切にこの水路を管理してきました。近年の都市化により、
道路の需要が増え現在は水路に蓋を架け、道路として利用
されるようになりましたが、本山農区にとっては、この様に
重要な又由緒有る水路ですので、大切に利用してください。
尚この水路の詳しい由来は、本山町泰平橋通り沿いにある
園田神社境内に「一夜塘の記念碑」として今も残っています。


    平成十一年三月吉日   農区長  神元二一男
     本山農家組合一同   渡鹿堰総代西 光春