ありがとう市営バスさるく

 市営バスも、最後の路線である小峯営業所・三山荘方面の路線が、3月いっぱいで都市バスに移管されて、消滅する。さよならイベントとして、小峯営業所の整備工場を見学するイベントに参加。
 路線の関係で、あまり乗る機会のなかった市営バスだが、生まれた頃からあったものが消えてしまうのはさびしい限り。すでに、路線も一本だけになっている状況だしな。かといって、バス路線の統合・効率化が進んでいるように見えないのがアレだ。


 桜の馬場城彩苑の総合観光案内所に集合。交通センターまで徒歩で移動、そこから臨時バスに乗って小峯営業所まで移動。バス停に止まらない、臨時のバスがいい感じに目立っていた感じ。
 小峯営業所では、整備工場での定期的な点検作業や車検のチェックを見学。エンジンのカバーが開けられていたり、車体を持ち上げて目視&打音検査。場所を移して、ブレーキや走行テスト用の設備を見学。その後は、自由行動で、あちこち写真を撮りまくる感じに。バスマニアの人がたくさん参加していて、なんか楽しそうだった。私は、バスの車体については、区別もつかないレベルなので、工場の設備のほうを中心にしていたかな。小峯営業所も都市バスに移管ということで、書類の廃棄などが行なわれていたが、ノンステップバスの仕様書など、おもしろそうな書類がちらほら。
 帰りは、一般の路線に乗って、いったん交通センターにもどる。自転車を回収して、帰宅。


 臨時の表示がされたバス。これに乗りました。




 整備工場にて。昔は車体の下にもぐっていたが、低床化などで、今は持ち上げて点検するかたちになっているそうだ。







 バスジャックの時には、こういう表示がされるそう。



 レトロ調バス。これは、都市バスに移管されず、売却されたそうで。最終的に、どういう扱いになるんだろうか。車体は熊本の業者にオーダーした、特注のものだそうだが。







 他にも、過去のカラーリングを復元した車両が何台か。





 整備工場内いろいろ。









 古い運賃表示機と運賃箱と車掌用バッグ。




 おまけ。




 今朝の新聞に載った、昨日のイベントの記事。
熊本市営バスありがとう ファンら見学ツアー−熊本のニュース くまにちコム