田中克自『田中克自流飛行機模型筆塗り塗装術』

田中克自流飛行機模型筆塗り塗装術

田中克自流飛行機模型筆塗り塗装術

 プラモデルの箱をパレットにすることで、展色剤を紙に吸わせ、ラッカー溶剤を吸わせた面相筆で塗膜をつくっていくということらしい。シンナー臭が少ないということで、興味をひかれるが、実際のところ、どこまでシンナー臭を押さえられるのだろうか。薄め液の容器のふたが開いているから、実際にはかなりの臭いが残りそうだが。まあ、普通に塗料皿の上に大量の溶剤を出すより、楽かもしれないが。必要なものが少ないだけに、外とかでもやりやすいのは長所かもな。
 フリーハンドでマーキングまで、描いてしまうのがすごいな。個人的には、このあたり、シャープなほうが好みではあるが。
 試してみるのも、おもしろいかもな。