神坂一『スレイヤーズ15：デモン・スレイヤーズ！』

デモン・スレイヤーズ!―スレイヤーズ〈15〉 (富士見ファンタジア文庫)

　スレイヤーズマラソンも最後。本編の最終巻。しかしまあ、短編のほうは30巻まで続くんだよな…
　突然、デーモンが活性化。異常気象の発生。社会が混乱するなか、ミルガズィア・メフィの二人と再会する。さらに、ゼロスが再登場して、サイラーグへ来るように誘う。サイラーグで待ち受けていたのは、魔王シャブラニグドゥだった。それは、憎悪に身を任せたルークの魂と融合したもので。ある意味、ルークの自殺だよな。
　人間の魂を使って封印したことで、宿主となった人間の心によって敗れる脆弱性を抱えることになったと。