里山ギャラリーの本妙寺展に出撃

 本日は、買い物ついでに、肥後銀行本社の里山ギャラリーで開催されている「本妙寺展」に行く。12月10日までなので、この機会に行かないと、行きそびれそうだし。
 内容は、本妙寺に遺された加藤清正関係の品物や初代・二代目住持の関連遺品、寺院の所領関係の古文書など。加藤清正が父親の菩提を弔うために建て、自身の廟にもなっただけに、清正関係の遺品が多数残る。
 個人的には、清正が見た夢を書き送った「清正自筆書状(ゆめのこと)」と朝鮮皇子等連署書状が興味深かったかな。
 加藤清正が「朝鮮の二王子」を捕えたというエピソードは有名だが、その王子がどういう人物なのかに関しては、いままで考えたこともなかった。臨海君と順和君と言うらしい。どちらも、王様になり損ねているし、ウィキペディアには「粗暴な振る舞い」とか書かれているが。実際のところ、どうだったのだろうな。単純に政争で負けたっぽい。→臨海君 - Wikipedia順和君 - Wikipedia
 加藤清正が見た夢を綴った「ゆめのこと」と言われる自筆書状もおもしろいな。1割も判読できなかったけど…
 こういう話らしい。→ゆめの事かきつけ進之候 - 戦国ちょっといい話・悪い話まとめ