「反米」で絶大な支持を集めたプーチンに襲いかかる「あるジレンマ」(廣瀬 陽子) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

gendai.ismedia.jp
 うーむ、ロシアにとっては、国際情勢は改善傾向と。まあ、手を広げすぎて自滅というのが、一番望ましい展開だと思うが。
 結局、外敵の存在を強調して、結束を訴えて、求心力を維持していると。ここで、デタントが起きれば、逆に、プーチン体制は結束力を失う可能性があると。石油と天然ガス頼りという経済構造の弱点は、そのまま残っているわけだしな。現状のロシアとか、中国とか、自社の命運をかけるほどの投資はしにくいよなあ。


 少なくとも、どう交渉しても、ロシアが北方領土を返すことはないと思うけどね。海洋資源へのアクセスと北方領土の非軍事化くらいが、落としどころなんじゃないかね。ウクライナへの介入の仕方なんかを見ると、領内に「ロシア系」の人間を抱え込むとか、怖すぎて。
 まあ、中露の離間工作として、ロシアとの関係改善は必要かもしれないが。なんか、天秤にかけられて、いろいろ毟られそうな…