清松みゆき/グループSNE『混沌魔術師の挑戦:ソード・ワールドRPGリプレイ集7』

 バブリーズの二作目。今回は、3エピソード。
 引き続き、混沌魔術師との因縁のお話が続き、最後はこれから先の布石的なお話。「軍師」ルキアルの小規模な陰謀を、潰していくお話の最初の一例。
 学者に家に生まれながら戦士として身を立てようとするアーチボルトに、お見合い話が持ち上がったところから始まる一騒動。この騒動によって、口止め料としてマジックアイテムが渡され、それを売り飛ばしたお金で、御大尽アタックを繰り返すようになる、転機のお話。
 次が、混沌魔術師ヴォーゲルとの決着編。ケイオスランドとのゲートを破壊して、バブリーズは安泰に。ここらから、魔晶石を使った拡大魔法攻撃で、一方的な攻撃が行われるように。奇襲を受けない限り、圧倒的優位になるなあ。
 最後は、サーカス団長殺人事件とレジィナの昔なじみの虎を巡るスッタモンダ。本当に、レジィナが、パーティの良心だよなあ。他は、白ダークエルフとか、生ぐさ坊主とか、道踏み外しそうなメンツだし。