なんか、読書ノート作りが遅れまくって、こちらは二年越しに。
最終巻。
まあ、日常系のお話なので、基本的には最後まで雰囲気は変わらない。
気になる彼の関心を引きたくて、時計に興味を持ったお花屋さんの店員、名須川さんとか。雑な修理に怒ったり、人間目覚まし時計のノッカー・アッパーや鐘の音で文字盤が見えなくても時間がわかるミニッツリピーターなどの時計に関するエピソード。
ラストは、風邪を引いたのに無理をした綾子さんが、高熱を出してぶっ倒れてしまう。仕事をためてしまってどうしようかというところで、師匠が帰ってきてくれたお話。ふらっと旅に出て、ふらっと帰ってくるお人か。最後は、また師匠がふらっと旅に出るのを見送るところ。
まあ、綾子さんもなんだかんだ言って、トラブルがなければお店を維持できるしね…
こういうタイプの話は際限なく続けられるし、こういう終わり方でも物寂しいけどきれいに終われるなあ。