23年7月ごろまでに読んだアルファポリス小説

 全部が全部ではないけど、読んでから時間が経ちすぎているので、残ったのは新しく読んだ扱いにする予定。


後悔していると言われても・・・ねえ?今さらですよ?
 結局元サヤなのか。つーか、派手に出てきたアレクシスの失墜ぶりが凄まじい。警告うけていたのに、とっ捕まるとか。
 改心したクソ野郎と自分に酔った底の浅い男。ヴィクトリアさん、男運微妙?


婚約者と義妹に裏切られたので、ざまぁして逃げてみた
 結婚式当日に家出失踪してみせたお話。レイモンドがダメダメだなあ。脅される前に土下座した方が傷が少ない事例だったな。あげくにヤンデレるとは。


王女殿下を優先する婚約者に愛想が尽きました~もう貴方に未練はありません!
 婚約破棄は結構早かったけど、その後始末が大変だった話。王女殿下の取り巻きが極悪すぎる。最終的に母親の手にかかるという悲劇的な結末だけど。
 エセルバードの恋の成就にずいぶん時間がかかったなあ。


妹しか愛していない母親への仕返しに「わたくしはお母様が男に無理矢理に犯されてできた子」だと言ってやった。
 跡取りだからと教育虐待を受けてきた主人公が、婚約者を奪われ、跡取りから外されたことでブチ切れて、人間関係の破壊に走るお話。
 母親の評判を徹底的に貶める虚言、しかも、周辺状況は正しいという悪辣さがいいなあ。家族が主人公を蔑ろにしてきたことは事実だし。そして、両親と妹の関係も破壊。確かに、文脈を変えればその通りという。


離婚ですかありがとうございます?これでやっと好きな人と再婚できます?
 こう言ってはなんだが、文章の細かいところがアレ。語尾とか、人称の統一には気を使った方が良い。
 つーか、父親のせいで余計な回り道をしたお話。


夫に「好きな人が出来たので離縁してくれ」と言われました。
 真面目なだけが取り柄かの男が、ズルズルと堕ちていくお話。いや、ランスロットがダメ男すぎる。昇進と昇給をごまかしたところから始まって、はじめて付いた部下に貢ぎまくりで借金からの、カジノドはまり。最期は借金地獄。後始末に迷惑をかけまくりという。
 逆境になってランスロットのクズ男ぶりが露わになっていく。クズとクズの化学反応が酷い。そして、容赦ない追い込みを喰らう。


記憶を失っても、帰る場所などなかった男の話。
 子供が出来ないプレッシャーに敗れた男女。出奔した男は、記憶をなくして戻ってくるが、もうそこには居場所がなかった、か。


私の思考は停止致しました、殿下。
 ヤンデレにうっかり心を捧げてしまった女性の末路…


無価値な私はいらないでしょう?
 ローラス侯爵家の関係者がことごとくクソ。独りよがりで、妻を追い込んだ侯爵当人、思い込みの激しい愛妾、嫁いびりの先代夫人、侯爵家を守ると称して暴走した使用人たち。救いようのない。
 反対のなか強引に妻に迎えておいて、「強くするため」と守らず、そのストレスで不妊とか、セドリックが馬鹿すぎる。エリーゼが最後幸せそうなのが救いというか。


私も処刑されたことですし、どうか皆さま地獄へ落ちてくださいね。
 無茶な要求をして、有能な人間を潰した国。つーか、まあ、一握りの人間で国が潰れる状況というのが本来アカンのだけどね。
 王家の人間のはしご外しが酷い。そして、暗躍するブノワの最悪さ。ラストのちょっと希望を見せて、落とすのがいいなあ。


私は私を大切にしてくれる人と一緒にいたいのです。
 アンリエッタさん、後半全然出てこない。
 嵐の神の神官に碌な奴がいねえ。嫁いびりが異常レベルの姑に、嫁に性的な粉をかける舅、神格の低い花の神の神官というだけでさげすむ他の神官たち。最終的に、実は花の神が大好きだった嵐の神から、こいつらに祀られたくねえ攻撃を食らってすべてを失う。
 つーか、夫のセレスタンがクソすぎる。子供に愛を奪われたくないと危険な避妊薬を盛るわ、後妻との間の子供を捨てるわ。幼児的。


愛想を尽かした女と尽かされた男
 傲慢なくせに、肝心なところで人に頼り切りな王子を見限った婚約者。
 勉強を始めたら成長しまくりのエーヴさんの変貌が印象的。あとは、ズルズルと堕ちていったあげく、罠にかかって自滅した王太子の末路。しかも、周囲に読まれまくりという。


「婚約を破棄したい」と私に何度も言うのなら、皆にも知ってもらいましょう
 「魔法道具」を軽視し、婚約者で魔法道具に圧倒的な才能を持つヒロインに暴言を吐き、余計な仕事を押し付ける王子モグルド。しかし、魔法道具の録音装置で暴言を暴かれ、婚約破棄。その後も魔法道具職人に暴言を吐いて評判を落とし続ける彼は、最終的に破滅することに。モグルドの懲りなさがすげえ。


私を家から追い出した妹達は、これから後悔するようです
 大地の魔法の恩恵を受けていたが、それを認めず主人公を伯爵家から追放した妹と婚約者。しかし、魔法による強化が消えて、モンスターの大軍の襲撃を受け、さらに自らの力も弱まった王子と妹は評判が急落。最後は、無理矢理言うことを聞かせようとして、敗北、追放、と。


婚約破棄が決まっているようなので、私は国を出ることにしました
 婚約者をすげ替えるために、国を守る結界を破壊し、その罪をヒロインになすりつけようとする妹と婚約者の王子。しかし、それを異国の王子から知らされたヒロインは先んじて逃亡。張本人たちが、結界修復の生け贄に使われて自滅。いい感じのざまぁ。


ここは乙女ゲームの世界でわたくしは悪役令嬢。卒業式で断罪される予定だけど……何故わたくしがヒロインを待たなきゃいけないの?
 王子とヒロインの関係が深まる前に、サクッとヒロインを消した悪役令嬢。まあ、男爵と侯爵なら、このくらいの力の差はあるわな。


悪役令嬢ですか?……フフフ♪わたくし、そんなモノではございませんわ(笑)
 悪魔令嬢…


夫の浮気相手と一緒に暮らすなんて無理です!
 エリオット、アホだろう。政略結婚ならまだしも、愛をささやいて結婚しといて、1年で浮気とか。その後も、傷つけ続けて、結局離婚。リリティーヌの父親も同類じゃなかったら、もっと話が早く終わってたなw


後悔していると言われても、ねぇ。私はもう……。
 シオンがクソすぎる。で、それが後悔し続けるラストが気分良い。
 最初の王妃が罪深いなあ。神を汚した契約。正妃は魔神の妻になるという契約に縛られ続ける。そこから反転して、神の孤独、浄化という展開に。
 不穏な種を残しつつ、ハッピーエンドなのかねえ。


婚約解消したら後悔しました
 男側視点。婚約破棄した側のその後の人生。
 学生時代にやった婚約破棄が、人生の事あるごとに顔を出して、身近な人を苦しめるお話。つーか、主人公、悪手打ちまくりだなあ。最初から話しておいた方が傷が少なかったんじゃ…


私が妻です!
 クズ野郎の横暴と赤ん坊の自己防衛の洗脳が重なって、しっちゃかめっちゃかに。つーか、クズ野郎の破滅が一番のカタルシスだな。


伯爵様、わたくし2番目で結構です
 ペル伯爵家はきれいにまっさらに。アリアには居丈高だった両親も、もっとアレな奴にいいようにされて、最後は自滅か。キールも放置。まあ、前半の行状を考えると、受け入れられないよなあ。


その悲劇、大嘘ですよね?元婚約者の私に慰めてもらえるとでも?
 外国から嫁入りしたお姫さまの側仕えを任されて、言葉で苦労するところがおもしろい。護衛としてついてきた王子と二カ国語でコミュニケーション。シンシアが舌足らずに聞こえるというのが。「さへゆしゃま」「なぜじゃっ! どぼちてじゃ!!」がかわいすぎていかん。そっからのお爺さん言葉変化で困惑するヒーローw
 婚約破棄された主人公は宮廷で重職に就く一方、元婚約者は自己愛過剰の女に引っかかって、ズルズルと堕ちていくことに。「周囲の人間を唯々不快にするのです」とまで言われるリリアナがすごい。そして、それに引っかかったあげく、ご都合的思考を披露してみせるパトリック…


どうして待ってると思った?
 呪いのアンクレットに魅入られた人々の破滅。アンクレットを付けた令嬢と彼氏、魅了された4人が破滅。つーか、パーシー君、最後どうなったの。
 魅了の被害者とは言え、1人自力離脱しているんだから、そりゃ見捨てられるわな。周囲の人々の後悔も。


王太子妃になった私の条件付き訳アリ婚について
 敵対国家同士の王族の結婚で、使用人たちからの冷たい言動もあわせて、心の通わない結婚と覚悟していたヒロイン。しかし、実際に寝室を訪れた夫は予想外に好意的で。新婚休暇の間に心を通わせていく。さらに、過去に出会っていたことも判明して。
 ヒロインが幼い頃、溺れた後の次女の対応が酷いなあ。トラウマを植え付ける。


田舎娘をバカにした令嬢の末路
 バカにしたというか、入試不正の冤罪をかけ、決闘裁判ではルール違反をしようとして失敗し、あげくに自分が入試の不正を行っていたという真っ黒さ。その後、ズルズルと堕ちていって…


悪役令嬢は冤罪を嗜む
 王家の人間、どいつもこいつもヤバいな。一番ヤバいのは正妃様とアントニオだけど。つーか、アントニオの実父誰。つーか、公爵令嬢のカップルが王の正気を維持するストッパーなのか…
 人が居るところで、堂々と冤罪をかける相談をしている場面に遭遇した公爵令嬢は、対抗して第一王子の協力の下、噂を流すことに。それを乗っ取る形で政変劇へと発展していくことに。


あなたがわたしを捨てた理由。
 男の方がやり直しなお話。突然、婚約者から捨てられたアーリン。しかし、実はヤバい人をマークするための方便だった、と。
 グロリアさん、ヤバすぎる。都合の良いことしか考えない。つーか、「夢」のほうの展開だと、その後のグロリアはどうなったんだろうか。


皇太子妃として必要ありませんね。なら、もう、、。
 互いに見ていなかった2人が、別離によって自分の気持ちを見つめ直すまで。これ、ハッピーエンドなのかねえ。


頭の緩い殿下は、どうやら私の財産を独り占めできると思っているらしいので、ぶん殴ることにした。
 うーん、前半と後半でチグハグ感が。つまり、そういう風に公爵家が仕組んでいたというお話か。