24年11月に読んだなろう小説

その結婚、承服致しかねます
 うわあ。クレイグがクズすぎる。フィルへの愛を貫いていたら、恋に破れても、まだ人間としてのなにかは保ったのに。フィルを奪われて、手のひら返しって。
 婚約破棄された女性と、横恋慕された女性は、意中の男性相手に幸せに。


蝶ははばたき、人々は踊る
 好きな人が、夜会で公爵令嬢と乳繰り合っているのを見た令嬢は、送られた蝶の形のブローチをぶん投げる。しかして、それは魔法のいわれのあるブローチで、事実、偶然のような展開で公爵家の闇オークションをめぐる動きをアシストしていく。で、王弟は意中の相手をゲットして、ハイデマリー嬢も、浮気者よりも良い相手をゲット。


蛮族の姫君は婿殿を射止めたい
 脳筋辺境伯の天然気味総領姫と圭角の強い頭脳系青年の恋物語。異文化の差を埋めるために、一夏かかったか。
 幼い頃の第二王子にトラウマを植え付けた、クリスティナさん。悪気はないのだけどw


転生聖女にやたら懐かれて苦労している悪役令嬢ですがそのことを知らない婚約者に「聖女様を虐めている」と糾弾されました、死刑だそうです
 おー、ヤンデレ聖女だ。それを無邪気な子と思ってる「悪役令嬢」。そのまま聖女に絡め取られる。
 というか、いきなり、現代人が中世の庶民に生まれ変わったら、普通にストレスがマッハだよなあ…


狂ったシナリオ
 ヒドインが完全に当て馬。やればやる程、破滅が近づくという…


第3王子をリユースいたします。
 他人を貶めるばかりの性格最悪王子を誰かに押し付けるために画策する、侯爵令嬢カトリーナ。しかし、有力候補も、近くで接すると音を上げる始末。そこに、辺境の侯爵令嬢エミリーという逸材が現れて。
 結局、王妃のわがままで横槍を入れられた二つの婚約者が、元の鞘に収まる。エミリー強いw


死に戻りで苦労するのは主人公だけだと誰が決めた。殺した側も巻き添えを食らうがいい。永遠に。全てをやり直し続けろ
 20-30年をずっと繰り返して、数億年。さすがに、飽きそう。もう、世界が袋小路に入ってるのね…
 しかし、本人は能動的に時期を設定できるからまだマシかねえ。悪業を繰り返して、ケントを殺した人間は、予期しないタイミングでやり直しだからきついだろうなあ。


モブ令嬢は攻略対象の婚約者
 第一王子追放大作戦。恋に溺れて、衆人の前で冤罪をかけようとして、幽閉に。
 一方、あっさり婚約破棄されるはずだったモブ令嬢は、婚約者に愛されて幸せ。というか、全属性持ちとか、モブといいながら、実はかなり目立っていた感がw


モブ令嬢の婚約者
 上の作品の、婚約者視点のお話。クリストファー、ベタ惚れじゃないのw


『悪役』のイメージが違うことで起きた悲しい事故
 こうしてみると、乙女ゲームの「悪役令嬢」はずいぶんヌルいんだなあ。海外アクション映画の悪役のイメージでヒロインをズタボロにした「悪役令嬢」。真面目に悪役に励んだ、割とサイコなご令嬢ですなw


生まれた時から「お前が悪い」と家族から虐待されていた少女は聖女でした。
 難産で、母親が次の子供を産めなくなったという理由で虐待されてきた少女。しかし、女子全員が受けなければならない聖女判定で、まさかの聖女であることが判明し、しかも、少女の異様な状況から、実家ビャクロー侯爵家による虐待が明らかに。
 社会生活の知識や自分の意志を表明することを知らない少女は、里親に預けられ、徐々に人間としての生き方を学び、最後に自立することに。義父の過保護っぷりがw


白い結婚?白いどころか、真っ白です!!
 裏の仕事を押し付けられた厨二病令息、放置しすぎた妻に認識されないw
 没落寸前のとにかく金がない自領と弟の将来のため、政略結婚に一も二もなく乗った主人公。夫には放置されたけど、義両親にはかわいがられて、領地経営の英才教育を受けることに。夫以外にはかわいがられまくって、周囲の人を動物にイメージした手芸でお金を稼ぎまくって。かたくなに、夫とのアプローチを無視する鈍感力がすごいなあ。
 最終的には別の男(夫の仮の姿)と「結婚」して、新しい荒れた領地に旅立つことに。
 というか、途中の夫のハブられぶりがw


運命の相手はわたしではないと思うのですが、なぜ結婚へ向けて話が進んでいくのでしょうか!?
 話を聞かずに、外堀を埋めにかかってくるのが微妙な男だなと思ってたら、意図的なものだったのか。最悪、お飾りでもいいかという気持ちで。
 しかし、付き合っていくうちに、どっちもまんざらでなく思うようになって。「運命の相手」ではないのが暴露と思いきや、逆転で実際は、実際にリディアが幼い頃にあって、好きになった人だった、と。


あら、知らなかったんですか?貴方には始めから王位継承権はありませんよ?
 愛妾の子供には継承権がなくて、むしろ王弟の娘である主人公のほうが、素で地位が高いという。浮気相手の娘とは、普通に仲良くなっているのがw


あなたの思い違いではありませんの?
 転生者がいっぱい、該当する物語もいっぱい。
 第一王子が婚約破棄をするも、実はいなくて、あちこち流れ弾被弾。さらに、隣国の乗っ取りの陰謀とつながって。物語では「隣国」からの攻撃でざまぁされるパターンが多いので臨戦態勢。どこの国かわからず、あちこちきな臭くなって、右往左往するが、いつの間にか、沈下していって、最後はみんな一緒に結婚式で大団円。


とある子爵令嬢のつぶやき~貴族のオキテ
 だいぶん、この作品の貴族社会はコミュ力が要りそうだなあ。アスペには生きられない。
 無自覚に前世に覚醒して、微妙に知識チートやってるモブ、レティシアさんから見た、乙女ゲーの世界。変わった視点だから、上位貴族の令嬢に重宝される。
 最終的に、マリアンヌさんがたくましいというか、すげー天然に行動しているのがすごいな。男の方が失望されまくって、将来を断たれるという。


諦めた恋が追いかけてくる
 どちらも本来の家族に捨てられ、ポム小母さんのもとで兄妹同然に暮らしてきた2人。主人公のアユリカは、幼馴染みのハイゼルと恋人関係になりたいが、ハイゼルはかたくなに拒む。両親が別れたことがトラウマになって、「男女関係」に忌避感があり、「家族」の枠に固執していた。
 アユリカは、最終的に諦めて、心機一転別の町で総菜屋を手伝うことに。そこで、友人もできて賑やかに暮らしているところに、ハイゼルが追っかけてきて。ついでに、友人の小姑問題に巻き込まれたり、浮気問題を目撃したり。


確かに、私たちは婚約しておりますが。
 男女の温度差がすごいw
 結婚するまでに婚約者と接触すると死んでしまうというジンクスがある辺境伯家。その結果、婚約しても、ずっと会えずに、初恋をこじらせまくった令息。一方、ほとんど婚約者に関心がなかった総領姫。待てを解除された大型犬にあっという間に絆されていく、こちらも実は愛情に飢えていたヒロイン。
 途中、邪魔されまくって、会えなかったあげくに、劇的再会で…


婚約破棄宣言する時の「!」がうるさいんですが
 ビックリマーク、マシマシ。王子うるせえw
 万年反抗期の婚約者に愛想尽かした公爵令嬢、最後に長文の文句をつらつらと述べ立てるw
 親からもさんざん注意されていたのに、暴走。で、見捨てられる王子、と。


婚約破棄は決定事項です
 親がアレだな。そして、王家の腐敗ッぷりが。
 高額の持参金付きだから、国王は手放さない。王子と王妃は、仕事を押し付けて遊びほうけて。ブチ切れた主人公は、強国から直接庇護を受ける皇宮文官の職に応募、合格して、ざまぁに成功。帝国の皇太子に惚れられてハッピーエンド、と。
 王子の浮気相手が話通じなさすぎて、むしろ怖い。お花畑すぎる。あと、父親の改心があっさり風味か。


「役立たず」と婚約破棄されましたが、紙製品召喚スキルは「有能」ですわ!
 貴族を中心に、魔力とひきかえに奇跡を起こせるスキルを持つ世界。主人公ルイザは、「紙製品召喚」というスキルを持つ者の、トイレ用のザラザラの雑紙しか出せないために、役立たずと婚約破棄されてしまう。しかし、その時に前世の現代社会の記憶を思い出し、それにともないトイレットやティッシュなどの紙製品を召喚できるようになる。
 ルイザは、「将来有望な商人」を紹介され、結婚。トイレットペーパーやティッシュを手広く販売することで、王室御用達や授爵などで地位を上げていく。一方、元婚約者と浮気相手は、トイレットペーパーを売ってもらえず、さらには王宮のパーティで騒ぎを起こして不興を買い、さらにはトイレットペーパーの倉庫に放火して没落。浮気相手は魅了のスキルであることが判明して、終身刑と没落していくことに。
 これ、主人公が妊娠した時点で、供給が不安定化しそうだなあ…


女辺境伯の結婚事情
 私たちの戦いはこれからだ、というところでいったん完結。続きが読みたいところ。
 継承候補の弟が婚約破棄をしたということで、王都に出てきた主人公、辺境伯のリリアシルファは王都に呼び出される。そこで、いきなり結婚させられたり、領地に不穏な動きがあるからと慌てて帰ったり。
 で、辺境伯領の守りを固めるために急遽帰還するも、襲撃を受けて、辺境伯領は大ダメージを受けることに。それが、伯父エーラシモスの陰謀で、何かを探していることが明らかになり…
 ランドルフが、終盤、あんまり目立ってないなあ。あと、リリアシルファさん、なかなか破天荒。


モブ転生したので推しの闇堕ちエンドを防ぎたい!
 そりゃまあ、きれいなお姉さんが優しくしてくれたら、ころっといくよなあ。
 前世を思い出したアレクシアは、前世で幼い頃読んだ漫画の世界に転生していることに気付く。そして、推しだった第二王子の親友が、劣等感をこじらせて闇堕ち、王子に倒されてエンドになる事をも。闇落ちしないように、その騎士フィルの自尊心が下がらないように構っていると、だんだん彼も近づいてきて…


諦めの悪い人
 貴族令嬢は騎士叙任の試験も受けられないので、平民に身分を偽って王宮騎士団に所属する、主人公リズ。しかし、片想い中の隊長が、病弱設定の子爵令嬢のほうに求婚してきたので、大慌て。混乱しながら、面談したら、実は正体に気付いていて。
 時代を切り開く、切り込み隊長か。


もう結構ですわ!
 魔法道具が、威力の大きすぎるびっくり道具だな。というか、ルフォル家の先祖の行き当たりばったり感が…
 愚王子に婚約破棄されたら、王国が自滅。さらに、二代にわたって、まったく政略になっていない政略結婚を押し付けてきた、別の大陸の本国に乗り込んで国王すげ替え。最終的に、自立して自分の国を作るお話。
 つーか、婚約者がやべえ奴だな。狂犬を飼い慣らす。