[解説]「エイズ」1000人

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050202so11.htm

HIVに感染しても、薬を飲み続ければ発症を遅らせることができ、エイズは“死の病”ではなくなった。

いまだに不治の病であることには変わりがないんだが。

日本のエイズ問題では、血液製剤で感染した薬害エイズがクローズアップされた。木原教授は「それも重要だが、だれでも感染する可能性のある身近な性感染症であるとの認識が十分に伝わらなかった」と話す。

 にもかかわらず、啓発事業は縮小される一方だ。患者・感染者が多い東京都など11自治体のエイズ対策費は計5億円余り。10年前の3分の1に激減した。相談事業などに取り組む非営利組織「ぷれいす東京」の生島嗣(ゆずる)さんは「感染者が声を出し、みんなで問題を話し合える環境作りを進めないと、関心は高まらない」と指摘する。

啓発活動が一番重要だろうに。「10年前の3分の1に激減」とは…