ハリケーン・カトリーナの新聞切り抜き整理中

ハリケーンカトリーナに関しては、FEMAの崩壊や人種差別問題など、興味深い問題が多く、きちんと整理したい。
今日は、ちょっと目に付いた記事をメモ。

カトリーナでは、多数のペットが置き去りにされ、また、ペットを残していくのを嫌って残留する住民も出た。これからの災害対策では、ハリケーン・リタでは、ペット可の避難所を設置、あらかじめ住民に通知したそうだ。
日本では、中越地震で取り残される犬や猫が出たのは記憶に新しい。国の防災基本計画には「災害時における動物の管理及び飼料の需給計画に関する事項」が盛り込まれ、東京都・兵庫県静岡県などでは防災計画にペット対策が盛り込まれているそうな。
今まで、ペットの災害対策は考えもしなかったが、今後、重要になるかもしれない。

堤防の設計上の欠陥の話。鉄板の基礎の上にコンクリート板を乗せた構造が槍玉にあがっている。米陸軍工兵隊のマニュアルでは、この構造は高さ2.1メートルを越えると強度が不足するが、決壊箇所の多くでは高さ3.3メートルあたそうだ。
ニューオーリンズの災害の背景には、このような不適切な設計の堤防があったようだ。

続報がないので、その後、どのくらいの子供が親と再会できたかは定かではない。
しかし、このような記事を見ると、どこの発展途上国ですかというような気分になるな…