関西旅行

  • 1日目(2/10)

親戚の法事で関西へ。
朝早くから起きて、飛行機で関西へ。
ANAボーイング767-300に乗ったが、軽いエンジントラブルで出発が遅れる。離陸時のGで少し気分が悪くなる。しかも、天気が悪かったせいか揺れが続き、本も読めず。曇りで地上も見えず。
着陸体勢に入ってからも気分が悪いのは続く。着陸直前にもゆらゆらと上下に揺れるし、なかなかつらい一時間だった。車・電車に続いて、飛行機でも酔うことが分かった。
法事については省略。個人情報保護のため。
宿泊は梅田で。夕方にホテルに到着。一休みした後、梅田に繰り出す。事前調査での行動目標は、とらのあな梅田店、ヨドバシカメラ5階、阪急高架下の古書店街。
買い物しまくって資金が足りなくなるんじゃないかと思っていたが、疲れていたせいかほとんど買い物をせず。欲しければ後でネット通販もできるしと思うと財布の紐も固くなる。とらのあなで同人誌を三冊と古本屋で本を二冊。おおよそ三千円ほど。ヨドバシカメラでセイバーさんのフィギュア(asin:B000FD3WK2)を買おうかなと思ったが、持ち運びの手間とおき場所を考えて断念。
紀伊国屋をまわったところで体力切れ。ホテルへ戻る。キディランドには行き着けず。前は行けたんだけど…
梅田は案内図を見ながら動けば、なんとか迷わずに済むな。地理感覚はむちゃくちゃになるけど。

  • 2日目(2/11)

朝6時に起床。他の人間が寝ているので、暗い中で2時間待つ羽目に…
朝食はバイキング方式、むちゃ混み。カレーがあったので、パンに加えてそれも食べる。朝食をがっつり食ったので、食事のリズムが狂う。
東洋陶磁美術館の鍋島も見たかったが、時間がないので断念。京都へ。3時に京都駅集合でばらける。私は、山陰線に乗って嵐山へ。かつてのホームグラウンドへ。
車窓から眺めていると、いかにも古くからあるような町屋が多数見えて、いかにも京都らしい。中央卸売市場のすぐ南に、特に古げな建物が密集していたが、あのあたりが島原のようだ。京都に住んでいた頃も、訪れたことがなく気がかり。二条駅周辺はかなり様変わりしていた。よく利用していた花園駅周辺はあまり変わっていなかった。ブックオフができていたくらいか。
トロッコ嵯峨駅まえのレンタサイクルで自転車を借りる。700円。変速なし。かなり軽めに設定してあって、全然スピードが出なかった。坂上りには適していたが。他のレンタサイクル店も大体同じ仕様みたい。時間に余裕があったら、ネット上で調べて、1000円クラスの自転車を借りたほうがよさそうだ。
移動ルートは、天竜寺正面から北上、左折して野宮神社前、落柿舎の一本南の道から落柿舎の横を通って北上。なんか去来社や去来墓など、かつては目立たなかったものが存在してビックリ。道の反対側も杉林が伐採されて整備されていたし。

落柿舎の一本南の道から。

去来翁の墓がある墓地。

伐採・整備された杉林(去来墓の向かい側)
その後は、観光ルート沿いに化野念仏寺の方へ。改めて動き回ると、面白そうな横道が沢山ある。6年前の自分は何をやっていたのかと問い詰めたい気分。こんどは歩きで  横道にあちこち入り込みたい。
念仏寺から鳥居本あたりの伝統的建造物群保存地区は記憶にあるより白かった。壁の塗り替えやらなんやらの整備が進んだのだろうか。

町並み保存館に少し寄った後、鳥居を過ぎて、清滝トンネルの前まで登る。本当は念仏寺前あたりで上の道路に出るつもりだったのだが、久しぶりなので、下の道を最後まで走る。清滝トンネルの入り口で写真をパチリ。

上の二車線道路を下って大覚寺へ。大沢池の周りを散策して、北に抜け、広沢池に行くつもりだったが、なんか南の入り口が塞がれていて入れず。北の竹林の抜け道に回るがそこも塞がれている。結局、北東角から入る。西の岸の整備工事だったようだが、そのわりにはあちらこちら抜け道が塞いであったような。後で考えると、南のすぐそばにもうひとつ入り口があって、そこのほうが近かったのだが、すっかり忘れて北側を延々と走る羽目に。大覚寺に着いたあたりから冷たい雨が降り出して、大沢池に入ったころにはかなりの降りに。借景の嵐山がかすんで見えずらく。

鴨や鵜が羽を休めていた。何箇所か蓮が生えていたらしい痕跡があったが、以前はなかった。梅がちらほらと咲き始めていた。大沢池をうろうろしているうちに小降りになってきたので広沢池に移動。
風致保存地区の農地を抜けて広沢池へ。今の季節、広沢池は水が抜いてあるが、それはそれで季節の風情というか。

湖畔の東南にある池の茶屋で昼食をとる。6年ぶりだったが、顔を覚えていてくれたのはうれしかった。東岸の世界救世教の敷地に聖地平安郷なる看板がかけられていた。あそこはそんな名前だったのね…
山越を抜けて鳴滝へ。かつて住んでいたところだが、あのあたりの学生アパートは軒並み閉鎖されている。立命草津キャンパスへの学部移転の影響が大きいのだろう。少しさみしい気分。よく利用していた喫茶店は健在だった。ここからなんか、新丸太町通りを走って嵯峨嵐山駅へ。自転車を返して、渡月橋へ歩く。JRの駅はえらく不便なところにあるものだ。ぐるりと一周してから、電車で京都駅に戻る。2時半頃、京都駅着。地下街をうろうろする。上の階段広場ではバレンタインのイベントをやっていた。疲労度MAX。
アヴァンティ前で伊丹空港行きのリムジンバスに乗る。1時間の行程。途中、外を眺めていると、高速道路を自転車で走る爺さんを目撃。対向車線を至極普通に。ゆっくりと。後ろを警察のパトカーが保護するようについていた。シュールな風景… 中国自動車道に入ってからだったかな。
帰りの飛行機は窓際の席をとれた。窓に張り付きっぱなしの1時間。天気もよく、旋回もほとんどしなかったので、気分良く夜景を楽しめた。どこを飛んでいるかが分かれば、もっと楽しめたのだが。国東半島から別府あたりは識別しやすかった。


リムジンバスの語源
リムジンWikipedia

なお東京空港交通を筆頭に都心や周辺都市からの空港連絡路線バスをリムジンバス(Airport Limousine Bus)と称することがある。これは東京空港交通が都心から空港への送迎車(ハイヤー)をリムジンで運行していたことに由来し、その後航空需要が増大したことによって路線バスを始めたため、リムジンバスという名称を使うようになったのが通説である。

ふと気になったので。