わが家のミカタ:骨格のヒンカク(下)(朝日07/6/26)

欠陥住宅のトラブルの対処法。
大手だからと言って絶対安心とは限らない。単品生産の建築はわざとではなくても欠陥がおきやすい。また、欠陥についての交渉では訴訟は最終手段。欠陥の証明義務は住民側にあり、主張も全て認められるとは限らない。また、訴訟では時間と労力がかかり、訴訟では平均26ヶ月かかるそうだ。

「住宅建築のトラブル回避&解決」(日本住宅新聞社)を書いた秋野卓生弁護士も「裁判になる前の交渉で有利な条件を引き出すのが理想的」と話す。



後半は、欠陥の調査や交渉を引き受ける会社や団体の紹介。
日本建築検査研究所
建築Gメンの会
欠陥住宅被害全国連絡協議会
三者が紹介されている。


ちなみに、検査や交渉を頼む建築家には欠陥住宅に取り組んだ経験の有無を確かめる必要があるそうだ。

相談を受けながら、裁判になると突然腰が引けたり、名前を出すのを嫌がったりする建築士もいる。工務店を責めて地域で干されるのが怖いからです。戦う覚悟と経験のある人に頼まないと、途中で投げ出されて大変です。

だそうな。