テクノロジーの"意志"に従順な日本社会

http://d.hatena.ne.jp/KGV/20090611/p1メモ。

そして米国のネットは確かに「人生にとって必要なインフラみたいなもの」として、すなわち人間の役に立つ"ツール"として使われているが、実のところこれは、人間を情報の素子に解体しようとする志向を持った「テクノロジーの"意志"」に対する米国社会の「抵抗」に他ならないのである。


一方で日本では、そのような「抵抗」がとても弱い。つまり、テクノロジーの"意志"に従順な"馬鹿"が多いということで、その結果、「世界の一歩先をいっているネット先進国」になっているのだ。


この「抵抗」の弱さは、社会の弱さによるものである。

この部分は非常に納得できる。この「社会の弱さ」は、経済や社会の新自由主義・管理化・人間の道具化への抵抗の弱さにも表れているように思う。結果、日本はだんだん生きにくい社会と化している。