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メモ。ちょっとおもしろそう。
おそらく、このように我々が日常生活を営む空間は、幾重にもジェンダー化されており、逆にこうした構造が我々のコミュニケーションやアイデンティティーのありようにも、つよく影響を与えているはずなのだ。
それは著者だけにではなく、他の研究者でも構わないのだが、我々が今まで当たり前だと思っていたものが、ようやく当たり前ではないと認識しやすい時代になりつつあるので、この現代社会が、いかにマジョリティ男性を中心として作られてきた空間であるのか、そのことを相対化しながら記述をしていく、そんなアプローチが今後も継続されていくと非常に面白いと思う。