赤木智弘氏のツイートに激しく落胆した件 あるいはアスペルガー症候群者と定型発達者の「間」で起こることこそが問題なのだということ - Whatever

http://mindgater.hatenablog.com/entry/2012/05/19/022041 実際のところ、相手が何を考えているかを考えたり、世間的に問題のある発言をしていないかを考えるために、無理矢理な演算を強いられるから、きついんだよな。で、それでも、結局、うまくいっていないっぽいのがつらい。なんらかの人間集団の中にいると、数年で、こっちの脳みそが壊れるから、あんまり人前に出たくない。
 そもそも赤木は他人を「クソ野郎」呼ばわりしているが、逆に、発達障害者は、同様なことを恒常的に社会の多数派から受けているということに、想像力が及ばないんだろう。そこが端的に言って彼の限界なんだと思う。


 というか、人間は本当に「相手の気持ちが分かっている」のだろうか。単純に自分の思い込みを周囲に投影しているだけなんじゃなかろうか。インターネットなんかのコミュニケーションのギャップを見ていると、そう感じる。通常は、相互に調整しあっているだけなんじゃなかろうか。で、発達障害者や自閉症の人相手だと、調整が効くカテゴリーを超えてしまうから、問題が生じる。


コミュニケーションは「コストがかかる」ものだということ あるいは発達障害問題における赤木智弘氏への返答 - Whatever