指定管理者制度の最前線−地方分権時代における図書館の可能性 | 第14回 図書館総合展

http://2012.libraryfair.jp/node/1254
 ポジティブなことしか言っていないけど、運用面で現場はすごく苦労しそうだよな。そもそも、代官山蔦屋と客層が違うんじゃなかろうかというのが、すごく気になる。公立図書館だと客層に子供が多いだろうし、暇なお年寄りが大量にやってくるわけだが、そのあたりの客層の広さは考慮しているのだろうか。あと、公立図書館だと、一部に異様にマナーの悪い人間がいるからな。
 あと「武雄式分類法」も言う方は簡単だけど、実際に運用する方はものすごく苦労しそう。「生き方(人文)」なんか、ものすごいカオスになりそうな。あと、逆に不便になる可能性もあるような。熊本のツタヤ下通り店なんかで採用されている、文庫を作者名で並べる方式。例えば、ノンフィクションやエッセイを、作者をノリで探したい時にはすごく不便だったりするんだよな。普通の書店だと、出版社単位で分かれていて、とりあえず新潮と角川あたりを探せばよい。そのあたりの、使い方によっては非常に不便といった事態にならないかと懸念するのだが。
 あと、韓国の図書館情勢で「日本でも座席コントロールをしなければと思っている」って、具体的にどういうことなのかな。