Cul-de-sac: 「青空文庫」はアブナイ

http://pinokojack.blogspot.com/2012/12/blog-post_6582.html?m=1 まあ、言いたいことは分かる。ある程度専門的な立場からすれば、信じがたいほど雑なものが流通していると。でも、読みやすい形で流通させるというのと、テキストの正確性という命題は、割と両立し難いと思う。最近は読書ノートとして、段落単位で引用することが多いけど、正確に写すのは結構難しいんだよな。機種依存文字とか、機種依存文字とか、機種依存文字とか。あと、旧字体をどうするかとか。
 こういう書き方をするなら、青空文庫以外の選択肢を示す必要があるんじゃないかな。正確にテキストを電子化するなら、入力のコストがものすごく跳ね上がりそうに思うし。校訂版の電子テキストなんて、追いつかないだろう。