木村幹氏(神戸大学院教授)が大河ドラマを材料に「アジア銃弾発達史」語る - Togetter

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 この時代に金属薬莢式の銃ってどのくらい普及していたんだろう。戊辰戦争では後装連発式の銃は普及しなかったようだし。まあ、ミニエー銃のしいのみ型の銃弾もつくる難度は激しく上がっただろうけど。
 朝鮮が大院君時代に日本の四斤山砲を密輸入していたって話も興味深いな。
 あとは戦国時代の城と攻城砲の話とか。織豊系の城以前は、土塁と地形障害が主体だから、大型の投石機や攻城砲は効果が少なかったんじゃないかねえ。結局、実体弾を撃ち込むだけだから、高々と壁を築きあげた構造物じゃないかぎり効果は薄かったと思う。ヨーロッパの近世の稜堡なんかも、結局は土塁だし。逆に堀と石垣を使った近世城郭も、大砲にはかなりの防衛力があったのではなかろうか。朝鮮半島での戦訓もフィードバックされただろうし。