室町時代を更に遡った時代のあれこれ - Togetter

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 そう言えば、村井章介編の『「人のつながり」の中世』にも、被官などの従者層の喧嘩が、そのまま領主層どうしの戦争に転化してしまうことがあったため、家臣団統制に気を使ったという指摘があったな。41ページあたり。1439年の史料を引いているから、室町時代か。
 ただ、ヒャッハーな世界だったと同時に、それを抑制するシステムもあったはずというところは気をつけるべきだと思う。近代の「平和」も、自力救済社会の中から出てきたわけで。無軌道に暴力が振るわれる社会では、生産活動そのものが不可能になってしまうわけで。
 あと、古代の死体を切り刻むってのは、死者の復活を恐れる気持ちがあったのだろうな。
 つーか、室町時代アナーキー感は異常。とっても全国政権と言えない実態なのに、なんでか全国政権という不思議さ。