雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス18:クライング・オータム』

鋼殻のレギオス18 クライング・オータム (富士見ファンタジア文庫)

鋼殻のレギオス18 クライング・オータム (富士見ファンタジア文庫)

 デルボネの戦闘経験から、デルボネの生地メルニスクに何か手掛かりがあるに違いないと、向かったレイフォンとフェリ。そこで、レヴァンティンの制御から離れた分体「レヴB」と遭遇・戦う事になる。その過程で、ハルペーと遭遇。一方、カリアンとハイアはグレンダンで天剣を入手する動きを行う。
 メルニスクでの戦いの結果、自身の正体が看破されたと考えたレヴァンティンは世界を滅ぼす活動を開始。それを阻もうとし、失敗したジルドレイド・アントークの電子精霊をニーナは受け継ぐことになる。
 いよいよクライマックスへ動き出す。ここまで4巻というのは、思ったより長くなかったな。もっと長くかかっている気がしていた。
 この巻で、レイフォンがフェリに対して異性として意識し始める。しかし、レイフォンの異性に対する感覚ってまるっきりお子様だな。